12時
明日、動物病院に連れていかれるとも知らず、おとなしく眠りにつく「ちち(仮名)」さん。これといって効果的な治療法が見つからないので、皮膚科の治療で評判の良い別の獣医さんを受診してみることにしました。セカンドオピニオンとなるのか、変化なしなのか、こればかりは受診してみないことにはわかりません。
飼い主はこの三連休、電車に乗っているか家でゴロゴロしているかという実に非生産的な過ごし方でつぶしてしまいましたが、それなりに充電できたかと思います。明日からはいよいよ3学期。管理職なんて、いつ、どこへ異動させられても文句は言えませんから、ことによると今の職場での最後のお勤めになるかもしれない3か月の始まりです。
先日名古屋へ行きました折に、萬年筆のペン先の柔らかさについて「熱く」語り合ったので、スーベレーン500を引っ張り出してきて、同じように500番台がついているものと並べてみました。湖に萬年筆を落としたら、神様が出てきて、あなたが落としたのはこの3本のうちどれですか、なんて聞いてくれると嬉しいですね。真ん中のが淫らな書き味のニブならそれでも良いのですが、普通のヘンタイは左端のを「自分のです」と言い張ることでしょう。けれど、残念なことに真ん中の500は実用的な堅いニブが付いたやつですので、多くのヘンタイさんからは無視されてしまうはずですが、私自身は実用的にはこれがいいと思っています。
その昔、YouTubeで、「セーラー万年筆購入時に気を付けるべき7つのポイント」と題した動画が公開されておりました。プロフィットギアなどのタイプの天冠にある錨のマーク、これの鎖とつながる部分のわっかが、きちんとクリップの位置と合っているかどうか、それを確認して買うのがよい、と動画の作者はおっしゃっていました。工場の現場的には、単に締め過ぎたかどうかの問題なのだそうですが、私たちはそれを面白がって、天冠のある萬年筆を見るたび、あぁこれは11時だとか、これはきっちり12時だとか、俺のは2時だとか、ばかなことを言って楽しんでいたものです。
まぁしかし、天冠命のペリカンさん、これはどういうことなのでしょう。全然気が付いていませんでした。おそらく、ペリカンのお腹の下にクリップが来るのが正規の位置なのでしょう。いじくっているうちにずれてしまったのですね。それよりもっと大きな問題は、子ペリカンが棒にしか見えないことですが、これは言ってはいけないことなのでしょう。
私の愛用もペリカンM400の初期型(#500)その中の後期型で金一色のペン先が付いたものです。硬めではありますが、豊かな弾力があってとても書きやすいです。淫ら系は少しでも力を加えるとペン先が開きすぎてインク切れを起こします。優等生の多いペリカンに紛れ込んだ悪童といった感じで大好きだったりします。
投稿: すいどう | 2018年1月10日 (水) 09時56分
すいどう さん
そうですよね。淫らな書き味、という言葉には
惹かれますけれど、あくまで趣味の領域。実用
するにはある程度堅いペン先でフローがよい、
というのがよろしいかと思います。
まぁ、そういうペンばっかり増えてくるので、
ある程度整理していかなければなぁ、などと
最近は思っているのですけれども。
投稿: つきみそう | 2018年1月11日 (木) 06時51分