ぐりこ
熟睡している「ちち(仮名)」さんを、ケージの奥の方から撮ってみました。それだけやっても起きません。春眠暁を・・・・・どころか、冬眠状態です。
久々に書店をのぞいた飼い主でしたが、いやぁ、平積みされている雑誌のほとんどがおまけ付きなのには参りました。女性誌なんかはおまけのないのが少数派という状態です。
なので、流れに乗って私もおまけにつられてしまうことにしました。この手の萬年筆は何本買っても所詮は中華萬。書き味のことはいえませんが、その分、見た目その他に工夫がこらされていたりするので、これはこれで面白いものです。 葛飾北斎の画によく使われているドイツ由来の藍色。現地では赤い染料を作ろうとしているときに偶然できてしまった色なのだとか。藍色というと日本のもの、という感じが強いですが、江戸時代の絵画にはけっこう外国由来の藍色が使われていたのだそうです。 北斎漫画、なんて映画がありましたが、あれに出てくるのはタコ。このペン先の刻印はどうにもイカっぽい感じに見えます。変な知識があるからそう見えるだけで、こういう模様はペン先にはよくありますから、タコでもイカでもないのでしょう。さりげなく軸にも模様が入っています。こんな風に、安く作られた萬年筆ではあるけれどもあちこちにちょっと力が入っている、というところに、おまけ萬年筆も成熟時代になってきたのだと感じます。などと書いてしまうと、じゃ、ミニレモンはどうなんだ、と言われそうです。
おまけ萬年筆といえば、別の雑誌にはコーチの萬年筆・ボールペンセットがあったそうですが、どこへ行っても売り切れですね。見つけることができるでしょうか。
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