シンクロ
お風呂に連れて行ってもらったのを契機に入れ替えられたクッションがお気に入りで、大きな体を中に収めて眠るようになった「ちち(仮名)」さん。寝姿が「くま(仮名)」さんに負けず劣らず可愛らしくなったと評判です。
トイレのマットや便座の蓋に被せるカヴァーまで羊。この羊のカヴァー、足までついております。羊さんというのは人に懐かないようですが、餌をくれる人は別です。そういう人の顔や足音、乗っている車の車種まで覚えていて、近くに来ると挨拶をします。羊を見た人の大半は「やぎ」と叫ぶのですけれど、山羊とは違うのです,山羊とは。 そんな羊さんたち、今年も自分のおうちである山添村のめぇめぇ牧場に帰る日がやって来ました。地域の人からいただいた天然木の名札も、美術が大好きな生徒の手により完成しました。あとは、これに紐を付けて羊の首にかけ、おうちまで送っていくだけです。 金曜日に名札が完成したのですが、首にカ蹴る紐がないからどこかで調達してきてね、と宴会場で電話を受けて、土曜日の朝から開いているスーパーの手芸用品コーナーでこの紐を購入。名札の現物は見ていなかったのですが、何となく名札の色と購入した紐の色とが同じだったのには笑いました。 名札をかけてもらい、移動用のカゴに収まったももちゃん。もうすっかり大人になりました。もしかしたら、お腹には白丸くんのこどもがいるかもしれません。もう一頭の雌であるバニラちゃんのお腹には、もう確実に入っていると思います。白丸の態度がそれを表しておりましたから、来月から2月あたりにかけて、ベビー誕生となることでしょう。 今年から牧場では、繁殖期を過ぎたら雄は雄ばかりで固めておくことにしたそうです。もし赤ちゃんが産まれた場合、雄がいると、踏まれたり蹴られたりする事故の可能性があるからだそうです。しかし、雄ばっかりの囲いの中では、雄同士の勢力争いが。ナンバーワンはコリデールの雄らしいのですが、そいつがさかんに絡んできます。けれど白丸くん、一番大きな体を活かして軽くいなしておりました。来週には彼がボスになっていることでしょう。4月までしばしの別れですが、寒い寒い山の中の牧場で、どうか元気で。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント