ちいさいあき
え? カメラ変わったの、と興味を示して、すぐに目をそらした「ちち(仮名)」さん。ワンコはカメラが嫌いなのだろうと思います(特にうちのは)が、新しいモノ、見慣れないモノにはとりあえず興味を示す、それもまたワンコです。
本日は1年生から4年生までが遠足に出かけていましたので、職場は実に静かでしたが、いろいろと新しい知識や技術を身につけることができた1日でもありました。
遠足に出かけて空っぽになった小学1年生の教室が閉められない、というので見に行くと鍵穴に最後まで鍵が入らない状態でした。理由は明白、児童が何かを鍵穴にツッコんだのです。さすが関西の子や、と感心しているだけではいけませんので、錠のユニットを扉から取り外して検証します。
銀色の部分を取り外したのは初めての経験。すると、鍵を差し込むシリンダーが見えますので、これを引き抜きます。ごくごく当たり前に、ネジが見えているから外してみよう、というだけのことです。鍵を差し込むのとは反対の側。鍵穴の中なんて、ボーグルーペでも見えませんから、名古屋のDr.を呼んでお願いしようかとも思ったのですが、肝心の表示部を忘れてくる可能性が高いので断念。しげお兄さんを呼んでもオモロいことを言うだけなので同じです。見えているネジを外せば、シリンダー内部、鍵の先端が入り込む部分にアクセスできるはずです。
これはヤラセ画像ですが、鍵穴の一番奥に爪楊枝ほどの太さの木の枝のようなものが2本ばかり入っておりました。1年生はこのところ、「あきをみつけよう」という学習にはげんでいて、校内のあちこちを歩き回っては「これは秋!」と思うモノを見つけてくるのですが、その学習の中で拾い集めたもののようです。 この通り、無事に最後まで鍵がささるようになりました。こういう経験、知識を与えてくれるこの仕事が大好きです。この記事へのコメントは終了しました。
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