もみぢ
なさそうでいて、けっこうよくある風景。あくまで飼い主の想像ですが、「ちち(仮名)」さんは「くま(仮名)」さんのケージが家族の集う食卓に近い位置にあるのがうらやましいと感じているのでしょう。あそこに住んでいたら、いつもすぐそばに家族がいるのに、とおもっているのかもしれません。なので、この場所にやってきて寝ることを好むのだろう、というのが飼い主の考えです。
何となくネットサーフィン(死語)していると、貴船神社や鞍馬寺あたりでは紅葉が見頃になっているとあったので、お昼過ぎから始動。いつものことですが、休日はゆっくりと寝ていて半分つぶしてしまいます。
叡山電鉄鞍馬線の車内にて。2両編成の電車はほぼ満員で出町柳駅を出発しますが、地元密着の路線ゆえ、途中駅で次々と人が減っていって、山あいの紅葉がきれいな駅でも人が降りていって、鞍馬駅まで乗り続ける人はさほど多くありません。鞍馬駅で久々にブルージェ洛北さんのフレンチトーストをいただいて、一駅手前の貴船口駅へ。ここから2キロほど登った先に貴船神社があります。歩いてもいいのですけれど話の種に、とバスを待ってみることにしました。時刻表では7分間隔の運行ですが、実際にはポンチョが2台とメルファが1台、計3台のバスがピストン運行をしておりました。
狭い山道に車が殺到していて、路肩をたくさんの歩行者が歩いている、という状況で、バスも前に進めません。わずか2キロの道のりに相当な時間がかかるのはそういうわけかと納得しつつ、貴船神社に到着。ご覧のようにたいした紅葉ではありません。山あいのさほど日当たりの良くない地域ですから、真っ赤に紅葉するものでもないのでしょうけれど、緑の葉も相当多く残っている状態でした。私たちは日が暮れる前に貴船を後にしましたが、その際にもすれ違う人の多いこと。皆、ライトアップを目当てに山へ入ってこられるのです。ぎゅう詰めの叡山電車を出町柳駅で降りた時も、折り返す電車もまたぎゅう詰めになっておりました。
紅葉を見るなら、人里離れた山奥を目指して車を走らせ、おぉここは綺麗だ、というところで車を止めてしばし鑑賞する、というのが一番だと、改めて思ったことでした。
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