月に2度
身繕いに励む「ちち(仮名)」さん。リラックスしている証拠です。家族みんなが家にいるのに、自分だけケージの中、という状況に耐えきれず、わいわい騒いでいたのですけれど、少しの間なでたりさすったりして相手をしてやったので落ち着いたようです。
一方飼い主の方は、PCの再セットアップの最中にまさかの大事故発生で、いくつかの貴重なデータを失いました。貴重な、といってもそれは個人的に貴重なだけで、ほかのどなたにも迷惑はかかりませんので、それだけでもよかったというところです。それでもあまりいい気分ではないので、憂さ晴らしにお出かけをしました。
ご存じ、京都末廣の蒸し寿司。どんぶりと言うには小ぶりな、大きめのご飯茶碗ほどの器にしっかりと盛られたお寿司。これが蒸し上がるまでのつなぎに、お稲荷さんですとか磯巻き寿司ですとか、そういうものをいただくわけです。
しかし、ここのところいっぺんに胃が弱った感じで、食欲は猛烈にあるのだけれど食べ始めるとすぐにおなかいっぱいという状態が続いています。これはこれで、やせたい私にとっては実に歓迎すべきことで、この上、食欲も減退してくれれば言うことなしなのですが、今日はとにかくしっかりと食べなくてはならないわけがあるのです。
職場の給食は校長不在の時を除いて一切食べていない私ですが、管理職だというだけでで、給食室にも立ち入らず、配膳にも関わらないにもかかわらず、月に2回の検便が必須となっているのです。便秘というわけではないけれども、毎日というわけでもない私。しかも食生活が極端に不規則ということで、いつも検便の提出が遅れてしまいがちです。
朝、ちょっと手間をかけるだけじゃないか、と教育委員会の担当者はお怒りですけれど、いやいや、当の本人にとっては大ごとなのです。提出日の5日ほど前から準備に取りかかるのですが、とにかくお通じによさそうなもの、ということで、滅多に口にしない野菜まで食べるほどです。それでも期日だけが迫ってきた場合、最後は便秘薬のお世話になることもあります。
「お目覚めの頃、穏やかなお通じを」と宣伝しているピンクの小粒。それのジェネリック品とでも言うべきものなのでしょうか。笑点に出ている噺家さんみたいな名前のお薬はばっちり刺激系で、若い頃に服用して恐れ入った記憶があります。ならばそれそっくりなこのお薬もまた刺激系であろう、ということで試してみましたが、やはり相当なものでした。それに何よりこの系統のものは「習慣性」がありますから余計に危険です。週明け早々に迫った提出日にはこいつのお世話になりたくないものです。
それにしても、このお薬の製造元を見ると、ちょっと親しみを感じてしまいます。やっぱり「良識あるヘンタイ」だからでしょうか。
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