名月
まん丸な餌鉢と、ピンと前脚を伸ばして眠る「くま(仮名)」さんの対比。10月でありながら中秋の名月となった今日ですが、思い返すとまったく夜空を見上げませんでした。
日が暮れるまで職員会議、そして日が暮れてからは中学部の教員だけの会議。どうでも良いことを、たいしたビジョンもプランもなく、ただぐだぐだとしゃべるだけの会議なんて廃止すれば良いといつも思うのですが、そこはしゃべくりを生業にしている教師の集団ですから、己の主張を開陳する場がなくなると困るのでしょう。会議をするからには、もっと建設的な、何かを産み出すようなものにすべきだと思うのですが、結局いつも言いたいことを言いっぱなし、たいしたせいかもなく時間だけを費やす,ということになりがちです。
お月見ができなかった代わりと言っては何ですが、近所の洋菓子店で売られていたお月見うさぎのケーキ。モノとしてはレアチーズケーキなので、甘いものが苦手な私でも食べることができます。こういうのを食べると、血糖値急上昇ですが、くだらん会議に同席してイライラするよりはよほど健康的だ、と勝手に思っております。
まん丸なお月様の日に見つけた、まん丸になった焼き豚ラーメン。もとはカップ焼きそばみたいな、浅目の容器だったと記憶しているのですが、久しぶりに店頭で見たこれは、普通のカップ麺のごとき、まん丸な、どんぶりに近い形になっておりました。
これこそは私を糖尿病患者にした功労者なのです。うまいモンは体に悪い、を地で行くようなラーメン。濃い味のスープに、これでもかと言うほどこってりとしたレトルトタイプの具。これを食べ終えると、他のもの以上に唇が油でテカります。
しかし、世の中には不可能を可能にするというか、相反するふたつの事柄を無理矢理にでもマリアージュしてしまう人がいるものなのですね。濃厚味噌ラーメンでありながら、糖質が半分というこの商品。飢餓状態にならないギリギリのところまで追い込んで、なおかつ運動もやって、そして見事に痩せる。そういうイメージのあるライザップが、なぜにこんな意思を揺るがすような商品にコラボしてきたのでしょうか。
スープは濃いけれどもカロリーは低く、麺もはやりの低糖質麺、ということなのでしょうけれど、問題はおいしいのかどうか。下手においしいと、食べ過ぎて結局同じ、ということにもつながります。いずれ、体重が落ちた時を狙って試食してみようと思います。
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