革
まるでエラか何かのように、変なところから前脚が生えている「ちち(仮名)」さん。飼い主が面白がって、「おぅ、お手々どこから生えてんねん!」などと話しかけてみますが、知らん顔をして寝ております。
今日も晴天で最高気温は体温ぐらいまで上がりましたが、何とか目標地点までの草刈りを終えることができました。用水路に沿ったところを刈り終えたので、来週からはそこよりも法面の高いところを刈ることになります。斜面ですから踏ん張るのが少し大変ですが、草を下の方へ落としていくだけで良いのではかどることでしょう。これまでの1週間は、とにかく刈り終えた草を遠くへ投げ飛ばすという余計な作業に相当なエネルギーを使いました。
個人的にはワニに限らず爬虫類系の革は好みではありませんし、第一、そういう上等なものを身につけたり持ち歩いたりできるような身分でもありません。でも、お金持ちが抱えている鰐革のバッグなんてものはこういう革から作られているのか、と改めて感動しました。ちなみに、今年はまだ、草刈り中に危険生物には遭遇しておりません。マムシなんかは刈払機の先端部が暑くなっているところめがけて飛びかかってきますし、スズメバチの巣なんぞを破壊すると簡単に死ねます。今年は蝉が這い出た穴こそたくさん見ますが、まだ怖い思いはしておりません。
こちらはガルーシャ。例の模様のあるあたりを工具で打ち抜いたものを見せていただいたのですが、革と言うよりは石です。奥に見えるポンチも刃が欠けています。エイ革も好きな人は多いようですが、私はどうも苦手です。実際に自分のものとして持ってみるとやめられなくなる、という話も聞きますが、高価なものですし、一生その魅力を知らないままで終わる方が良さそうです。
何より今日の私は、斜面で踏ん張ったときに長靴の先に押し込められた足の指の皮がむけて痛くてたまりません。ここはひとつ、アルコールの助けを借りるしかなさそうです。
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