勝手に対抗
痒い痒いと後ろ脚で耳を掻いていたら、飼い主がさかんにそのようすを写真に撮るので、不審に思って掻くのをやめてしまった「くま(仮名)」さんです。我が家のワンコたちは2頭ともにでき物ができやすいたちらしく、ともに大手術を経験しております。そして人生の最終盤に入っている「くま(仮名)」さんは、あっちもこっちもでき物だらけです。できることならば、彼女たちには最後の最後まで元気で、できるだけ快適な人(犬)生を送ってほしいものです。
まっすぐに揃えるつもりが、ものすごい勢いであらぬ形にすり減っていきます。削れて出たクズをとろうと斜めにしてそっと当てても、グイッと大量にすり減ってしまいます。どうすることもできません。未熟者がそれだけ慎重に旋盤のハンドルを回しても、削れた麺は木ねじみたいに筋だらけになりますが、それとも共通するものがあるように思います。
こんなに小さくなってしまいました。インクマイザーとして使うより、土手っ腹に穴を開けてリザーヴァーとして使う方が良いだろう、と思って台座も削ってしまいました。
そもそも、師匠によるこんな記事 を読んで、インクマイザーってなんて高いんだ、と思った人が安価に大量生産しようとしたのがことの始まりです。カッターナイフではなかなか切断することができず、これではしまいに自分の指を詰めそうだというので、ラックソーで切ろうという話になったのです。
ならば、木ぎれでもカマしてまっすぐ切れるようにすれば良い、と思ったのですが、よく見るとラックソーのテーブル上に溝が切られている部分があるのです。
写真ではメスシリンダーの台座の部分がテーブルに載っていますが、これを敢えて溝に落とすことで、切り口が真円になるように切ることができるのです。あとは切り口が少々汚いのを手作業で修正してやれば、安価なインクマイザーのできあがりです。
大量生産の目処が付きましたけれど、発案者はGOサインを出してくださるのでしょうか。
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