聖地巡礼?
この4月、私の職場に赴任してくる直前の「白丸(実名)」君です。かつてはその首輪の見た目からカラー君と呼ばれていたのですけれど、児童による命名投票でこの名前になりました。上唇を持ち上げたこの表情、これは周りにいる雌の尿の匂いに発情しているところです。
体重100キロほどの彼がそばに寄ってくると、ほとんどの人が彼を怖がって逃げます。実際は非常に優しく、人なつこくて寂しがり屋の小心者なのですけれど、正面から見た顔つきが何とも厳ついので、知らない人は逃げるしかないのです。誰かに似ている、とずっと思っておりましたが、今日、その謎が解けました。藤原組長に似ているのです。
奈良から三島、けっこう遠いですね。今週末は「半」の聖地だという三島へひょっこり訪問と行きたいところですが、距離も時間も、そしてかかる費用もなかなかのものです。
一番普通で楽な方法は新幹線を使うことで、自宅を朝8時に出て三島駅に11時45分着というコース。運賃、料金合わせて片道12000円弱。宴会にも出ますからご予算3万円也の豪華なお遊びです。これを特急も新幹線も使わずに運賃だけ、金券ショップで株主優待券などを買うなどしてひたすら安く抑えると、朝の6時に自宅を出て三島駅に14時過ぎに到着。お値段は6160円です。宴会後は新幹線利用で、三島駅を午後8時前に出てその日のうちに自宅に到着。お値段11430円ですから、宴会込みで2万円也です。
このコースで問題なのは、8時間も乗り物に乗っているということですね。特に東海道本線でどの程度着席できるのか、最悪の場合、5時間ほどは立っていなければなりません。まぁ職業柄、その程度立っていることは屁でもありませんが、何でそんな苦労をして遊びに行かなければならないのか。Blogネタぐらいしか価値を見いだせません。しかも、けっこうタイトな乗り継ぎですから写真など撮っている暇もないでしょう。
自宅を午前8時に出て自分で運転していくとこんな感じ。長距離走行ならエアコン使用でもリッター15キロは見込める車ですから、この距離なら往復で50リッター程度消費とみて、およそ6000円。宴会代、駐車料金込みで2万円ちょっとでしょう。何より時間の自由度が高く、運転はしなければならないけれどずっと座って楽に行けますし、全日本コロッケ連盟の一員としての使命も果たせます。問題は、唐揚げを食べても呑めないことですが、さほど酒が好きなわけでもありませんし、そこはたいした問題ではありません。
絶対的な金額としては青春18ばりの往路とこだま早得の組み合わせが一番安上がりでなおかつお酒も呑めますが、自動車利用も意外と安い、という感じ。体力を考えると絶対に自動車ですね。
などと、WAGNER三島に参加するかどうかを決めるよりも、たどり着くまでのルートをまず心配してしまう。そして結局、面倒になって不参加、というのがよくあるパターンです。さて、どうしましょうか。
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