情報収集
富山市内で開かれる研修会に参加すべく、自宅の最寄りバス停を午前7時前に出るバスに乗り、えっちらおっちら京都駅まで来てみると、乗るはずの列車はおろか、まだ寝ていた時間に京都駅を出発しているはずの列車さえ到着しておりませんでした。金沢方面へ向かう特急サンダーバードは1号と3号が運休となっておりましたが、幸いなことに乗車予定の5号は運行されます、とのことで待っておりましたら、定刻より36分遅れで大阪駅を出発したとの案内放送が入りました。
京都駅の発車時刻が8時10分ですから、36分遅れで8時46分。ならば9時前には乗れるかな、と待っておりましたが、内側線よりもむしろ外側線の方が列車が詰まっていたために遅れが拡大して、京都駅を出たのが9時15分ごろでした。
業務量の増大とそれに伴う教員の負担増、多忙感を解消するための研修、ということでしたが、乗車してすぐに遅刻してしまう旨を連絡。研修に行く前からいきなりの負担増です。
サンダーバード5号の車内は指定席の通路にまで人があふれている状態で、金沢から先の「つるぎ」も、名古屋からの「しらさぎ」との接続待ちで遅発。こればっかりはミスや怠慢でそうなっているわけでもなく、誰に怒りを向けることもできません。人生3度目となる富山、予定より2時間近く遅れで到着し、汗を拭き拭き研修会場へと急ぎます。
北は北海道から南は沖縄まで、150名以上参加しての研修ですから、初日は午後、2日目は午前のみという一見非効率な日程もやむを得ないところでしょう。大半の「真面目な」参加者は、1日目の研修終了後、情報交換会という名の呑み会に参加しておりましたが、私を含めてごく僅かの人間は、個人的に富山の夜を楽しみました。
金沢大会にかわる北陸方面でのWAGNER、一番に思い浮かぶのが富山での開催ですがはたして手頃なお値段で借りられる会議室が見つかるのか、金沢大会には足繁く参加していた関西のメンバーは富山まで足を伸ばすのか、未確定な要素が多いのでなんとも言えません。新潟へのひょっこり訪問なども行われていますが、今後、北陸での開催がどうなっていくのか、予断を許さないところです。
もちろん、「鉄」としてはこういうのも要チェックです。富山地方鉄道の三連接車体を持つ市内電車。車体は連接構造ですが、かつての近鉄VISTA CARや小田急のロマンスカーなどと違い、連接台車ではありません。先頭車が1個のボギー台車の上に乗っていて、中央の車両は両先頭車に支えられているような形です。
とにかく、富山駅を越えて南北に移動するには地下道を通るしかなく、実に不便です。1日も早く、路面電車の南北連絡線が完成して富山ライトレールがこちらに乗り入れてくることを願います。そうなったときには、ぜひ富山を再訪したいものです。
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