おなじみ
眠たいところにカメラを向けられて、ただただ早くどこかへ行ってくれるのを待っている、という状況の「ちち(仮名)」さん。直前まではこちらを向いて愛想を振っていたのです。私以外の家族が写真を撮ろうとしても別段嫌がる様子は見せませんので、私はよほど嫌われているのかもしれません。
私の勤務先は小中一貫教育校ですが、先週の土曜日に参観として小学生の音楽発表会が開かれたので、本日は小学生とその先生たちがお休みでした。年に一度だけ、「中学校」になる日でした。ですが、熱心な人はいるもので、代休をふいにして出勤してきて仕事に励んでいる小学校の先生もちらほら。そういう人たちに「お腹すいてませんか?」などと声をかけて、体に悪い即席麺を食べさせ、ネタにする、というのはいつもの手口です。
今回、ターゲットとなった同僚が選んだのはこちら。私は常日頃、コンビニエンスストアやスーパーでパッケージの見た目だけで商品を選んでストックしておりまして、これもそのひとつです。即席焼きそばの方法論で、焼きうどんを食べさせてあげようという商品。しかも、誰もが知っているあの商品とのコラボレーションです。
どんなんかんなぁ~、と思ってはいたものの、焼きうどんというものが大して好きでもなく、第一、職場ではカロリー摂取を控えるようにしているので、誰かが食べたいと言ったときに調理過程を撮らせていただく、これ専門です。
ただ、麺とかやくが一体となっているところに注目です。こうしたところで、お湯を捨てるときに流れ出ようとするかやくを防ぐことはできませんが、商品を製造する上ではメリットがあるのかもしれません。
麺にからめるソースは、ソースというよりは醤油そのもの。下手くそな写真ではソースがかかっていることすら再現できません。そして、これも写真では再現できないのがその香り。醤油のいい香りが立ち上ります。でも、やっぱり私は基本的に焼きうどんが好きではないので、今日は「ひとくち頂戴!」はなしです。
結局のところ、パッケージの写真と、このできあがり写真を撮って一丁上がり、で良かったんじゃないかと思います。見事な「のりたま」です。それを言っては元も子もありませんが、普通の焼きそばなり何なり、お好みのものにのりたまを振りかけて食べれば済む話、なのかもしれません。
食べている人に、パッケージに書かれたうたい文句「とろける玉子のおいしさ」を感じるかどうか聞いてみましたが、特段何も、ということでした。
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