どろ
カメラを見てとっさに顔を背けた「ちち(仮名)」さん。何がそんなに嫌なのでしょうか。いい加減慣れてもいいのに、と思いますが、臆病な彼女のことですからこの先もずっとこんな調子なのかもしれません。
飼い主も、毎日いろんなものを少し食べては「アウト」「セーフ」とやっておりますが、これまでのところ勝率は高くなく、ほとんどがアウトです。ただ、適当に少食になるので体重の減少はめざましく、ベルトをぎんぎんに締め上げないとズボンが落ちてしまいますので、ベルト周りが巾着袋の首みたいな感じになってます。もともと身なりの酷さには定評のある私ですが、中学校入学直後の新入生の制服よりもひどい感じになっております。
そんな状況にもかかわらず、「新製品」などというPOPにはあらがうことができない私。どこからどう見ても健康に悪そうなこのカップ麺、今の自分が食べると地獄の苦しみを味わうことになるとわかっているので、じっと夜を待ちます。
もう今頃からよそのおうちに電話をしてはいけませんよ、という時間になっても職員室に残っている若手を捕まえて、食べてみないか、もうすぐ湯ぅ沸くで、と誘惑するのです。
最初から混ぜておいてはいけないものなのか、粉末のスープが2種類。そして、お召し上がりの直前にお入れください、というおきまりの液体スープ、というより水に溶いた味噌みたいなのが入っています。粉末スープ2種類を入れてお湯を注ぎますが、このサイズのものにしては嬉しいことに熱湯3分です。5分待てという商品も多いですが、私は3分派です。待つのが苦手ですし、5分というのは待っている間に何かが起こって食べ損ねたりする可能性も高まります。
できあがりに液体ソースを入れたところ。いかにも体に悪そうです。最初はレンゲに一杯ほど分けてもらおうかと思っていたのですけれど諦めました。
食べているのを観察していると、中盤からスープに膜が張り始めるほどのこってり系だということはわかりました。でも、食べる勇気はありません。あと1週間か2週間して、お腹の調子が普通になったら誰かを誘って半分ほど食べてみようと思いますが、濃そうです。
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