続・コラボ
ひとしきり猫じゃ猫じゃを踊ったあと、脱力して再び眠りについた「くま(仮名)」さん。こんな彼女でも、背筋をぴんと伸ばしてお座りをし「ウゥ~」とか「ワン」と威嚇の吠え声を上げるときがあるのです。それは、家の敷地内に猫が立ち入ったときで、長男はじめ家族は皆、次は猫が飼いたい、などと言っておりますが、この一点で無理と思われます。
けっこう重みを感じる1本です。プレッピーではなくカクノ、でもけっしてコクーンではない、という感じでしょうか。手に取ってみた感じは、サファリより重く感じられます。樹脂が分厚いのか、中に金属部品が入っているのか、高級感は感じませんけれど、この、手に取ったときに少し重たい、これが「高級感」でしょうか。そこそこの仕上がりです。
コラボするのも楽ではありませんね。A3サイズまで入ります、というトートバッグを、A4サイズの箱の中に押し込めるために、上手に折っています。ここで、肝心の萬年筆の大きさ比較を忘れていたことに気づいたので、手近にあったサファリ君に登場してもらいました。インクカートリッジ装着を阻む段ボールの輪っかを除いても、サファリの方が少し長いです。
ペン先はこんな感じ。誌上では「神は細部に宿る」なんて表現がされていましたけれど、いくら何でもそれは言い過ぎです。普通にちゃんとしたペン先、ということでいいのではないでしょうか。こいつを親方の前に出して「じっくり、いらんことしてください。」とお願いすれば、夢のような書き味になるかもしれません。でもそれは、萬年筆は金ペンだよ、という厳然たるヒエラルキーを崩す行為ですので、堂々とお願いしてはいけません。普通の人の場合、二度と金ペン買おうという気が起こらなくなります。
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