谷足
折れ曲がって眠る「くま(仮名)」さん。換毛期真っ盛りなので、近づいてこられた家族は一様にいやがります。彼女は妻が好きなようですが、その妻は「臭いからあっち行って」とつれない態度。あちこち回って、遊んでくれる人を探すのですが、誰も相手にしてくれないので、仕方なく飼い主が脱いだ靴下を咥えてケージに戻り、眠り込んでしまいました。
飼い主も連日の草刈りがたたったのか、録り溜めたケーブルテレビの番組を見ようとしつつそのまま寝落ち。断片的にしか見ていないので、ドラマなどはさっぱり内容がわからないままでした。
もう一つの問題が、お通じのないことです。日々の食事は晩ご飯だけの私ですが、その晩ご飯を控えめにしていたのが影響しているのか、先々週とはうって変わって、今度は全くお腹が動きません。良くない傾向ですし、何より、給食を実施している学校の管理職には月に2回の検便が義務づけられていて、その期日も迫っています。仕方ないので。薬の力を借りることにしましたが、ピンクの小粒で知られる薬なんかは嵐のような結果を招くのでダメ。これが一番です。
若い頃、私が一番嫌っていた伯父の命を奪ったのは大腸癌でした。嫌っていたのは自分とよく似ていたからなのだなぁ、と歳をとってわかるようになった私。おそらく、体質的にもよく似ているでしょうから、私も危ないです。下痢や便秘を繰り返す体質、危険ですが、一番困るのは癌になどなったら仕事ができなくなり、治療費がどかんとかかること。長期に患わずにスパッと逝けるようなのが希望です。
自分が草刈りをしているところは撮影できないので、ネット上から拾ってきた画像で。こんな風に斜面を刈っている時、下の方になっている足が滑って、上の方に出していた足をぐにゃっとやってしまったのです。それが5月8日のことで、それから1週間は熱が出てお腹を壊して、痛い足を引きずって歩くという最悪な日々でした。今も、右脚の痛みはなくならず、できるだけ普通に歩こうとしてもついつい引きずるようになってしまいます。
そして今日、草刈りのために、こわごわ斜面へ。と、これが意外なことに、痛い右脚を下の方、すなわち谷足にした方が具合がよいのです。自分の体重と機械の重さ、80キロ以上の重量を、しっかりと支えて痛くも何ともないのです。
これが、痛くない方の足を谷足にするといけません。捻挫したと思われる右足が痛くて仕方ないのです。痛めてから2週間、結局お医者さんにもかかることなくずるずると来てしまいましたので、今更受診することもできません。草刈りをリハビリ代わりに、動きながら治していくしか手はなさそうです。
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