おりたたむ
今日もまた、横着に寝たままご飯を食べている「ちち(仮名)」さん。恐ろしいことに、職場の法面で草を食べている羊のももちゃんもまた、前脚を折りたたんで座り込んだまま草を食んでいたのでした。
飼い主は昼過ぎに書類仕事を片付け終えて、今シーズン初の本格的な草刈りに従事。長さにして3メートルほどの小さな法面で、もうちょっと上の方を刈ってやろうと足を踏み出したところ、後ろ脚がぐらついて体勢を崩してしまい、ぐにょっと右の足首を曲げながら斜面をまろび落ちてしまいました。人間の足首って、あんな風に曲がるものなのか、あれは夢だったのではないかと思うほどのエグい曲がり方で、これはことによると今シーズンの草刈りは絶望的か、などとも思いましたが、その後2時間ほど、斜面での草刈りも問題なくこなすことができたので、やれやれと胸をなで下ろしました。
先のペントレ会場で、会長から譲っていただいたひげそり。ブラスの質感がたまりません。そして実用性から言ったらアウト、な四角くて持ちにくそうな軸。でもこれは、T字の付け根のところで折れ曲がって収納できる、ということのためにこういう形になってるので、そこは我慢しなければいけません。
夜半、例によってこたつに潜ってごそごそしていましたら、これまでに経験したことのないような寒気に襲われ、体の震えが止まらなくなりました。こんなに寒くてはやってられない、と熱い風呂につかること十数分、ようやく人心地つきましたが、脱衣場で体を拭く間もずっとぶるぶる震えておりました。骨折すると熱が出るとも言われますが、その後熱は下がり、唸りながらこたつむりをしていたために寝不足気味で体がだるいほかは異常ありません。
しかしオッサンというものは時間が経ってから筋肉痛を発症するもので、異様な角度で折れ曲がった足首も夜が更けて行くにつれてその痛さを増しております。まぁ、明日は草刈りしないからいいか、などと呑気に構えつつ、あぁ、また職場で脚を引きずっているのを見られるたびに説明をしなければならないのか、と思うとちょっと面倒です。
しかし、足がぐにょっと曲がって痛い痛いと言いながら、よしこれはあの折りたたみのひげそりと一緒にネタにしよう、と考えてしまう私は、やっぱり病気です。
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