趣味の時間
夜の9時を過ぎても、誰も帰らない。そんな異常な職場ですが、良いこともあります。その分、職場でいろんなことをする時間がとれる、ということでもあるのですから。
新学期といえば家庭訪問。30人のクラスに兄弟姉妹のいる子が20人もいる、そんな状況で、兄弟姉妹はできるだけ同じ日に、連続して先生が家庭訪問するように予定を組むというのは、もはや職人芸の世界です。それを、私の職場では9つの学年、23の学級でそれぞれの担任が連携をとりつつやっているのです。夜の9時に誰も帰らないのはそういうことでもあるわけです。
新学期といえば家庭訪問。30人のクラスに兄弟姉妹のいる子が20人もいる、そんな状況で、兄弟姉妹はできるだけ同じ日に、連続して先生が家庭訪問するように予定を組むというのは、もはや職人芸の世界です。それを、私の職場では9つの学年、23の学級でそれぞれの担任が連携をとりつつやっているのです。夜の9時に誰も帰らないのはそういうことでもあるわけです。
私が学級担任やっていた頃は、ひたすら相手方の担任が予定を組むのを待って、そのあとで空いているところに自分のクラスの予定を入れる、という方式でした。でもこれ、すべての担任が同じことを考えるとうまくいきません。マメにせっせとやってくれる人がいてこそなのです。
この春から先生の数が増えたので、職員室の物入れが飽和状態になってしまいました。だいたい、今時の授業というものはとにかく提出物が多いので、職員室の机ひとつだけではなかなか処理しきれないのです。使わないものはひたすら収納して机の上を広く空けておくことが能率よく仕事を進める上での鉄則。なので、物入れの代わりになるような収納をひとつ作ることにしました。写真のような90センチ角のパネコートが4枚余っているので、これをメインに使って、あとはそこら辺に転がっている端材だけで作る、というのが条件です。
工作をする上で大切なのは、まっすぐに木を切ること。老眼の目では板に引いた線もすぐに見失いがちですが、とりあえず実用に問題ない程度にまっすぐ切ることができました。写真はそうやって半分の幅に切った木に角材を貼り付けて、収納の底になる部分を作っているところです。パネコートというのは片面が塗装されたコンパネ。真っ黒で存在感ありすぎですし、あちらこちらハゲてますので、最後は綺麗に塗装し直すことになります。
90センチもの長さの板ともなると、反りは避けられません。玄翁を置いてあるところは収納の内側に向かって曲がってしまっています。これを何とか修正しないと不細工なことになります。開口部ではありますが、あえてここにまっすぐな角材でも打ち付けて、無理矢理にまっすぐにする、という手も考えられますが、なかなか不細工です。さて、どうするかな、と考えつつ、今日の作業は終了。それというのも、同僚たちが今日の仕事を終えて帰って行くからです。明日もみんな遅くまで残ってくれたら、完成できるからね・・・。
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