弟子
彼女の場合、餌鉢を咥えて移動するということはまだできないようですが、お布団に入ったままご飯を食べる、というのは実に楽ちんでいいことだ、と実感している節があります。この先も、更に技を磨いていくのでしょう。
写真ではまだ目の周りが赤いままですが、抗生物質と痒み止めを処方してもらってぐっと症状が改善しました。何といっても、何もないときに体中をなめ回すことがなくなりました。痒くないので、元気も出てきたようです。

飼い主の職場は、もともとの運動場に30センチほど土を盛っているのですが、その結果がこれです。運動場の周囲に設けた排水溝の高さはそのままで土だけを盛れば、こうなるのも当然なのに、なぜかやってしまったのです。雨が降ると運動場の土が排水溝に流れ込み、周辺の川にはこの土がたまって中州ができます。何とかしなければ、ということで土嚢を置いたりしていますが、そうすると今度は別のところに水の通り道ができるだけの話で、いずれ運動場の土はみんな流れ出てしまうことでしょう。

業者さんに頼んでやってもらうと数百万円かかるというので、10万円ほどかけて芝生と目土を購入して、自分たちで張ることにしました。写真のほうきやレーキが置いてあるところが芝生を張ったところ。肥料分を含んだ目土と排水溝からさらえた土とでカヴァーして、あとは根付いて成長するのを待つだけです。
こういう作業をするのに、学校なら簡単に労働力が手に入ります。生徒たちにやり方を教えてやってもらうのです。初めのうちこそどうしようもないのですが、ひとつひとつ問題点を指摘し、どうすれば良いのかを考えさせると、どんどん上手になっていきます。

本日、芝生を張ってくれたのはテニス部の諸君。将来はウィンブルドンみたいなコートを作りたい、ということのようです。ただそのためには、いったんテニスコートを掘り返す必要があるでしょう。とにかく、梅雨が来るまでに排水溝の周りに芝生を完成させることに集中していただこうと思います。
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