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2017年2月28日 (火)

昭和

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 はみ出して寝ている「くま(仮名)」さん。クッションの大きさには十分な余裕があるというのに、わざわざ頭を、それもケージの外まで出しています。彼女にとって、ケージの短辺方向より少しだけ長くなって寝るのがとても気持ちよいのではないか、と想像します。

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 ガラスのショウケース。入り口には「商い中」の木札。ケース内に並べられている食品サンプルからして、すでに昭和の匂いがプンプンとするものばかりです。

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 こちらのお店で「そば」とか「うどん」とか注文しますと、海老と大葉の天麩羅が載ったものが供されるようです。ゆえに、「すそば」とか「すうどん」という、ただただ出汁の中に麺が入っているだけというメニューが別に存在するのです。

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 ランチは昼だけでなく、夜も食べられます。これは関西圏ではけっこう普通にあることかと思います。昭和なので、ランチを頼んだとしても「ライス or パン」ではないことに注意。昭和ですから。ひとつ残念なことは、お子様ランチ。はじめからおもちゃがついてくるのではなくて、ガサッと大きな箱に入れられたおもちゃの中から子どもが選ぶシステムのようです。

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 やっぱり海老フライはこうして開いたものを揚げていただきたいですし、ランチを名乗るからにはロースハムをつけていただくことが必須です。最近はしゃれたハンバーグが増えていますが、この写真に見られるような、家庭でパン粉をつなぎに入れて作ったかのようなものこそ昭和のハンバーグではないかと。

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 はじめからスペッシャルなCランチの場合、ライスだけでなくサラダもデザートもついてきます。注文が通ってしばらくすると、まずは紙ナプキンで包まれたナイフとフォーク、そしてお手もと。続いて、サラダと同時にデザートまで出てきました。昭和です。

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 お手もとの袋に注目。「奈良ドリームランド前」です。その通りなのです。かつて存在した奈良ドリームランドの正門前、道路を渡った向かいにこのお店はあります。奈良ドリームランド、実に昭和です。園内をぐるっと回る蒸気機関車(っぽいもの)にひかれた列車、そしてジャングルクルーズ。そういうアトラクションがありました。日本にまだTDLができる前に、アメリカへ行って見てきたものを真似したのでしょう。昭和、実に素晴らしい時代でした。

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