嫌な客
ファンヒーターの前に陣取って寝る「ちち(仮名)」さん。寒さの故か、手も足も出ない状態になっています。ことによると前脚をカーペットの中に突っ込んでるのではないか、という疑惑も抱かれてしまう1枚です。
三ヶ月先の修学旅行の航空機(の時刻)が決定したので、旅行代理店の担当者が打ち合わせにやってきました。おそらくは来年度、その学年を担当する主任になるはずの人から同席を求められたので、一緒にお話を聞かせてもらいました。
滅多に旅行などいかない私が、こんな鞄を買ってどうするのか、と自分でも疑問ですが、使うとすれば修学旅行の引率でしょう。ほんの少し革に問題があってB品となったものがKOBE Pen Show 2016に出展されていたのですが、購入の有力候補と思われたお客さんはついに踏み切ることができず、そのまま六甲アイランドへ帰ろう、というところで購入させていただきました。
修学旅行の目的地は沖縄。KIXを8時に出てOKAに10時過ぎという航空機に乗ることが決まったのですが、この機内で生徒たちに昼食をとらせるというので、ちょっと待った、をかけてしまいました。
KIX8時発となれば奈良を出るのは6時。生徒が家を出るのは5時半頃ですから、早めの昼食そのものには問題ありませんが、それでも9時過ぎには食事開始となるはずですから、あまりにも早すぎます。それなら沖縄の地上で昼食を、と求めると、旅行代理店側は難色を示します。沖縄修学旅行の場合、必ずと言ってよいほど「入壕体験」というものがあります。狭い洞窟に何人もの生徒を入れ、現地のガイドさんに案内をしていただく必要があるので、利用する航空機の時刻と入壕可能な時刻、これを合わせ込むのはなかなか難しいのです。
いろいろと交渉した結果、第一希望だった「入りやすい」壕を断念するかわりに地上での昼食を実現しました。その「入りやすい」壕は一般の観光客でも普通に入ることができますから、まぁ良しとすべきでしょう。
そのほか、最終日の行程に首里城見学が入っていないので、それも交渉。無理難題を言っても仕方がないので、これなら可能と思われるプランを逆提案して採用していただきました。
一般的には首里城見学後、またバスに乗って国際通りの牧志駅あたりまで送ってもらうのですが、その時間がとれないというので、ならばバスで首里城まで送ってもらうことにしたのです。
もともと、国際通りから那覇空港までは生徒たちがグループごとに自力でゆいレールに乗って集合、ということでしたので、スタート地点が国際通りから首里城に変わるだけのことです。首里城から国際通り近辺までは、難解な沖縄のバスに乗るよりタクシーに乗った方が確実ですし、4人以上で乗ればバスより安くなります。首里城からゆいレールの首里駅まで歩くのもアリでしょう。
さて、これだけ段取りをつけましたが、この修学旅行、私が引率をできるのかどうか、まったくもって不明です。定年退職で最後の年となる校長が引率したいというかもしれませんし、そもそも、今の職場に私が4月以降もいられるかどうかも不明です。けれども、とりあえず気になるところは修正できたので、あとは実施当日まで、担当の先生方に必死で頑張っていただいて、成功を祈るのみです。
コメント
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本文と飛天がどう結びつくのか、しばし首をひねりましたが、わかりませんでした・・・。それにしても、飛天、いい具合に熟成していますね。
投稿: ロクリンパパ | 2017年2月26日 (日) 23時43分
ロクリンパパ さん
お待ちしてました(笑)。
大きさ比較のための登場ですからどのペンでもよかったのですけれど、神戸ペンショウの会場で展示されていた飛天、それがこのペンそのものです、というご縁で登場させました。
投稿: つきみそう | 2017年2月27日 (月) 06時38分