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2017年2月 6日 (月)

欠点

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 カーテンに隠れて眠る「ちち(仮名)」さん。写真右下のピンク色のものは彼女の寝床として置いてあるクッションですが、そんなものには目もくれずに寒いはずのガラス戸のそばで寝ています。室温が十分に高いので、少し冷たいフローリングの床が気持ちよいのでしょう。

 ちなみにこの場所は、彼女がご幼少の頃、ケージが置かれていたところで、ケージの柵によじ登って写真のカーテンを引っ張り、破ってしまったのも彼女です。

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 ル・ボナーの製品を並べてみました。神戸は六甲アイランドから遠く離れた奈良でも、ル・ボナー製品の愛用者は結構いるようです。同店の顧客が店主に、奈良には(自分たち以外にも)夫婦でルボナーの鞄を持っているヤツがいる、と報告したそうですが、多分それは私たちのことでしょう。

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 でぶペンケース、実に良く入ります。カンダミサコさんのペンシースに挿した萬年筆を何本も入れる、というワザで、傷をつけずに複数の萬年筆を入れて持ち歩く、ということをやっている人もいます。その場合、ペンケースひとつの値打ちというものはとんでもなく高くなっているわけで、どこかに置き忘れたりすると大損害でしょう。この場合、善き心の持ち主に発見されることを祈るしかありません。

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 かなり使い込まれたタンクトート。毎日、これを持って通勤している妻は、日に何度か、この鞄に向かって悪態をつきます。そう、他のルボナー製品と同じく、この鞄にも致命的な欠点があるのです。

 ものが、入りすぎるのです。そして、たくさんのみ込まれたものたちは、鞄の中で行方知れずになってしまうのです。この鞄から鍵束ひとつ取り出そうとする人は、すでにエクスプローラーです。ルボナーの鞄、その中は最後のフロンティアなのかもしれません。

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コメント

まるで、宇宙・・・ですね。

 pelikan_1931師匠

 ルボナーの鞄の中、Deep Spaceに進むには、我々はまだまだ未熟なのかもしれません。長寿と繁栄を。

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