最終兵器
次男にくっついて寝る「ちち(仮名)」さん。本来は次男の太腿のあたりが彼女の定位置なので、彼女にしてみれば「どいてよ」という感じなのかもしれません。これから寒さが増してくると、この位置はファンヒーターの温風が直撃する場所になります。かつては「くま(仮名)」さんお好みの場所だったはずですが、ワンコの力関係でこうなった模様です。
倉庫に刈払機を入れておくと、いつの間にか誰かに使われて調子が悪くなるので、最近は階段下の秘密の小部屋に保管しています。左はかつての主力機、共立のSRE2310で、右が現在の主力機、STIHLのFS240です。どちらも10インチの刈刃がついていて長さも同じくらいですが、エンジン部の大きさが違います。
左の排気量23ccに対して右は37ccですが、できるだけコンパクトに、軽く、というのと、エンジン周りは何もかもカヴァーしておこう、安全性や耐久性を考えたら重たいのは当然、という設計思想の違いもあるでしょう。重さを比べると、左が全体で5キロ弱、右が7キロ強というところ。足下の悪い斜面で3キロ重い機械を振り回すのは相当に疲れます。
土日に草刈りをすると近所から苦情が出るので、月曜日からはこの刃を装着してばりばり刈る予定です。高さ2メートル弱のセイタカアワダチソウやススキ、それに葛の蔓が茂った斜面をチップソーで刈る場合、刈り倒した草の嵩を小さくするために何度も竿を振らなければなりません。その点、このような形の刃を使い、上から下へと竿を振り下ろすように刈ると、あら不思議、刈られた草はみじん切りになって、刈り跡に草の束が残りません。
刃というより、相当に分厚い鉄板です。切れ味が悪くなったら表裏を逆にして装着すればOK。その次は刃の端をやすりで研げば切れ味復活なのだそうです。重たいけれどもハイパワーの機械で目の前の草の壁をどんどん崩していく、やみつきになる快感です。でも普通、11月に草刈りなんてする人はいませんねぇ。
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