浴槽に架ける橋
いとおしそうに愛犬を舐める「くま(仮名)」さん。このワンコがいなくなったらBlogもおしまいだな、と思っていましたが、まさかBlogサーヴィスの方が先に終了することになるとは、本当に流行り廃りが激しい世の中です。
8年前には、Webページにしようか、Blogにしようかと大いに迷ったものです。その当時、お手軽と言われたBlogですら、今の世では手軽ではなくなってしまったのですね。
最近は新しいお店がOpenしても、公式Webページなどなく、TwitterやFacebookで済ませるところも多いようです。そのうちに、こうしたSNSすら面倒だ、ということになるのかもしれません。
このところ、羊さんたちの食欲がものすごいことになっています。芋掘りのときに捨ててしまうサツマイモの蔓も、羊さんたちにとってはご馳走です。そろそろ草の生育もストップですから、本来なら牧場に帰る時期ですが、とりあえず1ヶ月間、放牧を延長することに決めました。
「教頭先生、どこ行かはったん?」 「さぁ、わからへんわぁ。」 「どうせまた、羊さんとデレデレしてはんのとちゃう?」 「そやなぁ。(納得)」という会話が普通に定着してしまっている我が職員室。そんな、羊さんとデレデレしてるなんてとんでもない。私は羊さんが草を食べに出て行っている隙を見て小屋を綺麗に掃除しに行っているだけです。
竹箒や熊手で掃除をしている音を聞きつけては、羊さんたちが「勝手に」ぼえぇ~と鳴きながら駆け戻ってくる、と言うだけの話です。
立冬も過ぎて、とうとうお風呂に入るのも「ブリッヂ」が必要な季節になりました。浴槽に張ったお湯は底の方から冷めていくので、上の方のまだ温かいお湯だけを使って入浴するという高等テクニックです。そんなに寒い季節なのに、壁もない羊小屋で、果たして大丈夫なのでしょうか。
餌の方は、乾草と米糠、そして給食室からいただく野菜くずで何とかなりそうですので、あとは寒さ対策と飲み水が凍らないようにすること、そして毎日の健康観察です。1ヶ月延長してそこそこいけそうなら、さらにもう1ヶ月。うまくすると、羊と一緒にお正月を祝えるかもしれません。
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