極小ペントレ
挟まって眠る「くま(仮名)」さん。体全体がケージに挟まった感じになっていて、後ろ脚もケージとトレイの間に挟まってしまっています。彼女は起きて動き回っているときはとにかく元気なのですが、それ以外のときはひたすら寝ています。若い頃はさほどでもなかったので、歳のせいでしょうか。
歳のせいと言えば、飼い主も衰えが目立ってきました。自宅から松本まで360キロあまり、約4時間を走り抜けると相当に疲れた感じがします。長距離ドライヴは2時間ごとに休憩というのを無視して、6時間でも7時間でも走り続けていたことを思うと、4時間そこらで疲れたと感じるなんて、という思いですが、こうしてどんどん朽ち果てていくのでしょうね。
東京都から2名、神奈川県から1名、富山県から1名、愛知県から1名、そして奈良県から1名と、合計6名の参加があった松本でのWAGNER。会場内は呑んでる人と研いでる人、という感じで、静かな、あまりにも静かな時間がまったりと過ぎていく、そんな感じでした。
そんな会場内で、新業態でのペントレを模索するそりとん大先生から、まだ黄色い丸のついていない萬年筆をせしめました。散髪屋から出てきたばかりの角刈りのおっさんみたいな形で、書いてみれば縦は太く、横は細い、そういうのが好きな人にとっては理想的なペン先がついておりました。
しかしながら、そのままではラインマーカーを使うがごとく向きに注意しなければインクが出ないようなペンでしたので、忙しく研ぎまくっている師匠にお願いして普通に書けるようにしていただきました。
こいつにインクを入れて職場での普段使いに、と思っているのですが、問題はこのLAMY2000の見た目です。この地味きわまりないペンを机の上の湯飲みに挿しておいたら、きっと誰かに持って行かれて、あ、このペン書かれへんわ、と親切にゴミ箱に投入、というのがオチ(実話)です。かつての職場で、大橋堂のエボナイトや樹脂軸多面体のキャップレスがそういう目に遭いました。相当広がりを見せているとは言え、多くの知らない人にとって萬年筆は、書けない変なペン、なのかもしれません。
職場にてネットオークションで落札したペンを受領した所、周りの人からナニソレミセテ攻撃に合い、結果、素人様から勘合式キャップを斜めに被せられて、私が書くこともないままペン先が破壊された、という悲しい経験があります。職場に万年筆は馴染まないものなのかもしれません(泣)。
誠に勝手ながら、(且つ勝手な内容で)再度事務連絡を入れさせて頂きました。宜しくお願い致します。
投稿: すいどう | 2016年12月 1日 (木) 00時37分
すいどう さん
教員の世界は文具のことなんか何もシランというのが信じられないほど多いので、同じようなことが起こります。
で、業務連絡、受信できておりません。再度よろしく。
投稿: つきみそう | 2016年12月 1日 (木) 06時45分