いっぱい
奈良市の東側に位置する山添村に、めぇめぇ牧場という観光牧場があります。私の職場で借り受けている羊さんたち、そろそろ草も伸びない季節となりましたので、返却の打ち合わせをするためにお邪魔しました。
愛玩のためではなく、あくまで除草のために借り受けている羊さんですので、草が伸びなくなれば返さなければなりません。予定では11月初旬におうちに帰っていただくことになっていたのですが、まだまだ草が生い茂っているからと延長してもらっておりました。
今年の2月頃から産まれた子たち。我らがももちゃんも、牧場に入ればこの子たちと一緒に転げ回ることになります。やはり、同年代の羊たちと一緒に遊び回ることは大切です。現状は遊びたくて遊びたくて仕方がなく、人間が来れば大喜びで寄って来て、めぇめぇと鳴きます。頭を撫でてしばらくそばにいてやると満足そうにしておりますが、群れでの生活を体験させることが一番大切です。
12月中旬に返却するとして、それまでの間、餌の問題があるので、さてどうしたものか、乾草を購入して食べさせるのが良いのか、などといったことを相談しに来たのですが、牧場内にはニャンコがいっぱい。こいつらも羊と一緒に暮らすうち、牧草を食べたりするようになったそうです。
奈良公園名物の鹿せんべいと同じものが売られているのですが、それを羊に与えると、おこぼれを狙いに寄ってきます。米糠と小麦粉をませて焼いたものなのですが、ニャンコでもそんなものを食べるのですね。
あと3週間でお別れと思うと、やはりさびしいですね。これからは週末ごとに牧場へ来て、羊を探してしまいそうです。
こちらの田舎では小中学校の統廃合が進んでいますが、やっぱり一番の理由は小規模校の保護者が、子どもに集団生活を経験させたいから、らしいです。
経験は何物にも勝る、羊さんも寂しいけど仕方がないですね。
投稿: すいどう | 2016年11月26日 (土) 20時03分
すいどう さん
牧場で伺ったところによると、やはり同年代の仔羊たちで一緒に行動するのだそうです。われらがももちゃんはとっても我が儘でやんちゃなので、集団生活が必要でしょう。
投稿: つきみそう | 2016年11月28日 (月) 06時25分