折衷案
眠る「ちち(仮名)」さん。換毛期には食欲が増しますが、それだけエネルギーが必要だということでもあり、ワンコにとっては疲れる時期でもあるのでしょう。ここ数日、朝か夕方に猛烈な雨が短時間降って、あとはまた真夏のような暑さ、というパターンが続いています。学校関係者にとってこの時期は、夏休み明けで体調が万全とは言いがたい子どもたちを相手に、熱中症が起こらないようにする、というのが大事なところです。
お盆過ぎのことですが、近隣の市で部活動中に熱中症と思われる症状になり、医療機関を受診したところ、緩解したとして帰宅。そしてその夜に再度、状態が悪くなって緊急搬送された後に死亡、という事故がありました。
これを受けて、財政難に苦しむ我が市でも、各中学校に1台ずつ、暑さ指数を計測する機器が配置されました。どういうものが来るのかと思っていたら、何のことはない、夏休みに入ったところで私が購入したものと同じ機種でした。定価1万円強で、たしか、夏の終わりにはキャンペーン販売で安く売られていたはずです。
機械を買ってやるから、1日3回、同じ場所で計測してデータを記録しなさい、という見事な紐付きです。そして我が勤務先は市内で一番西に位置する学校なので、見事ピックアップされて、計測結果を定期的に市教委に送るように、というお達しまで出ました。そういうことならば、毎日はかって、萬年筆で記録するしかありません。
マクロ機能のないiPhoneのカメラで近づいてとるとこんな感じ。奥に見える白いのは非接触充電器で、むしろそちらにピントが合っています。ひとつ上の写真は、例によってiPhoneのカメラにベロモルーペをくっつけて撮影したもので、ある程度くっきりと写ります。
この太いペン先で、濃淡が綺麗に出るように濃い目の青インクを使おうと思っていたのですが、案外、スッキリ綺麗系のLAMYの青インクもよいかもしれない、と思うようになりました。思い立ったら試さずにはいられないのですが、スッキリ綺麗系といえば、抜けるような青、プラチナの顔料ブルーも捨てがたいところです。
それじゃこの際、どっちも使えばいいんじゃないの、ということで、高そうなペンにはLAMYの青インク、そして安価な鉄ペンにはプラチナの顔料、ということに一応決めました。あとは、その「安価な鉄ペン」でできるだけ太いのを探すだけです。
コメント