吸いまっせ
とにかく、何が何でも、いかなることがあろうとも、常にこうやって頭を出して、興が乗れば仰向けにひっくり返って眠る、というのが「くま(仮名)」さんの日常です。毛艶もよく、年齢を感じさせない彼女ですが、さて、いつまで元気でいてくれるのでしょうか。もし彼女がいなくなったら、Blogのタイトルを何に変えるのがよいのか、あるいは、Blogそのものをたたんでしまうのがよいのでしょうか。自分も十分年寄りになってきているので、最近はよく「最後はどうなるんだろう」なんてことを考えます。
長いこと寝たきりというのも難儀ですが、ぽっくり逝ったとしても、死体の処分という難題が残ります。生ゴミの方がよっぽどマシですね。
今週末の運動会に向けて、練習を指導する先生方も熱が入っています。職員室に帰ってくると、まずは水分補給。そうして毎日大量のペットボトルがゴミとして積み上がっていくのです。
学校からはペットボトルをゴミとして出せないことになっていて、仮にゴミとして出されていても、ゴミ収集車は華麗にスルーしていくことになっているので、持ち込んだ人に持ち帰っていただく、ということになります。しかしそれだけでは、みんなのために重たいペットボトル入り飲料を買い込んできてくれた人に申し訳ないので、カサを低くしてため込んでおき、ある程度の分量になったところで再生資源として出す、ということを考えました。
空になったペットボトルに「吸いまっせ」の先端部を突っ込んで、ピストンを前後させます。簡易な真空ポンプとして働くので、ペットボトルは面白いように潰れてくれます。潰れたままの小さな形を保つためにはキャップを閉めておくとよいということですが、そのままにしておいてもさほど戻るわけではありません。45リットル入りのゴミ袋でもけっこうな量のペットボトルが収容できますので、一時的に保管しておくのには重宝します。
子どもの水鉄砲でももうちょっとしっかりしてるやろ、というような見た目ですけれども、ユルいようでいて、実はなかなかしっかりとしたつくりです。ガンガン空気を抜くと、これくらいまで小さくなりますし、使用中もしっかりとした手応えが感じられて、値段の割には満足感の高い商品です。
難点は、「これいいね、どこで売ってるの? なんていう商品?」と聞かれたときに、「吸いまっせ、です。」と答えると笑われてしまうことでしょうか。またおっさん、名前だけで買うたんやろ、と皆さん突っ込んで来るのですが、そんな暇があるんだったら、こいつを突っ込んで、どんどんペットボトルを潰しまくっていただきたいものです。
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WILKINSONの固いペットボトルに歯が立つかどうかが知りたくて注文しましたぞ!
投稿: pelikan_1931 | 2016年9月27日 (火) 23時20分
pelikan_1931師匠
個人的には瓶入りの方が喉奥をいじめている感じが強くして好きですが・・・確かにあのペットボトルは固いですね。じゃんけん大会に出てこなければお役に立った、ということですね。
投稿: つきみそう | 2016年9月28日 (水) 06時44分