指数
子泣き爺直伝かともいわれる必殺技「重くなる」を使ったものの、結局は長男に抱え上げられてしまった「ちち(仮名)」さん。あまりにも眠たそうにしているので、見かねた長男がケージに戻してやろうとしているところです。
奥に見える「くま(仮名)」さんはすでにいびきをかいて寝ています。どれだけ眠たくても自分ではケージに戻ろうとしない、それが「ちち(仮名)」さんなのです。
エアコンが良く効いて快適な職員室内でWBGTを計測したところです。ちなみに、エアコンを28度に設定するなんて馬鹿げたことだと思っているので、「上の意向に背いて」25度から26度という、公共機関としては許されない温度設定にしております。それでも、油断していると31度とか、あり得ない設定に変える人が混じっているので要注意です。
このWBGT、日本でも熱中症予防のために活用するように言われ出してからかなり経っています。しかし、教員というのはやたら勉強する人と勉強不足な人との両極端で、残念ながら勉強しない人の方がやや優勢という業界です。ゆえに、WBGTをチェックして熱中症を予防しよう、なんて言われ出したのは割と最近のことですし、いまだに「WBGT、何それ?」と聞く教員も少なくないのです。
快適な職員室から出て、玄関先で保護者と立ち話をすること1分。その後50mほど歩いたところでこんな感じです。時刻は午後1時過ぎで、外へ出たばかりだというのにすでに警戒域に入っています。これは中等度以上の生活運動で熱中症が発生する危険性があるというゾーンで、激しい運動をしたりすると危ないらしいです。
このときの私の格好は長袖長ズボン、帽子はかぶっていません。この状態で倉庫まで歩き、そこで肩ベルトを着け、長靴に履き替えて、刈払機を肩から提げて運動場へと向かいます。
結局、本日の最高記録はこんなところでした。WBGTが28を超えると、自動的にアラームが鳴りますが、一定時間で止まります。しかし31を超えた場合には鳴り止まず、電源を切らない限りは止められないそうです。そういうのを体験してみたかったのですが、今日は無理でした。ちなみにこの数値、日陰で記録したものです。
午後1時から4時までの3時間、刈払機の調子が今ひとつだったので、少し刈っては機械を止めて点検、という繰り返しだったこともあって、作業者には何の異常もありませんでした。だいたい、極度に根性無しで何でもすぐに投げ出してしまいますので、熱中症にはならない、というのが、私が唯一自信を持っていることなのです。
本日はまた、けっこう風が吹いていました。これも熱中症にならない条件のひとつでしょう。次回は、暑くて無風で湿度が高い、というときを狙って実験してみたいと思います。
« ザウルス | トップページ | 健忘(おおばか) »
« ザウルス | トップページ | 健忘(おおばか) »
コメント