赤みが増す
仰向けに寝転んでお腹を見せ、ゴロにゃんしてもらうのは、「くま(仮名)」さんの専売特許だと思っておりましたが、「ちち(仮名)」さんもやったらできる子だったんや・・・・・と感心したのです。でも、これはヤラセの可能性が高い写真です。正座した長女の膝の方へとたぐり寄せるように転がして、反対に戻れないように抑えて写真を撮ったのか、とも思いましたが、長女には真正面からでも写真を撮らせるのですから、これも本気でゴロンとしているのかもしれません。
飼い主は今日も今日とて炎天下で草刈り。まぁ私が人並みにこなせる仕事と言ったら草刈りぐらいしかないので仕方ありません。一度草刈りに出れば3時間以上、水も飲まないで刈り続けますから、養護教諭はつなぎ姿の私を見るたび、「やめて!」と言います。でも大丈夫、根性無しの私には、倒れるまで作業を続けるような気力はありませんから、熱中症になどなりようがないのです。
むしろ問題は、長袖長ズボン、菅笠をかぶって顔に面をかぶっているという重装備にもかかわらず、なぜか日焼けをしてしまうことです。いつも半病人のような青白い顔をして、安藤忠雄みたいに目の下にクマを掘っている私ですから、少しぐらい焼けた方が良いのですけれど、焼けたことがないせいか、赤くなって痒い、そして痛いという段階にとどまるのです。
毎日草刈りをしているので、少しは健康的に焼けそうなものですが、浅く焼けた肌は夜寝ている間に中途半端に回復して、また翌日ちょろっと焼けて、というのを繰り返し、そのたびに辛抱のない私は掻きむしるので、残るのは汚らしい腕だけです。この国ではスポーツができないと人間扱いされませんが、それはまだ人生をあきらめれば済む話。でも、スポーツができない、やらないままおっさんになると、こういう難儀なことが出てくるのです。
ペン先、ペン芯を抜き取って綺麗に洗ったはずのロットリング・リーフですが、つけ込んである洗浄液が日に日に赤みを増してきています。今はまだほんのり桜色、ロゼワインみたいな色ですが、これ、そのうちに熟成された赤ワインみたいになったら怖いですね。
冗談抜きで、洗浄液を吸ったり吐いたりというのを繰り返すと、確実に液の赤みが増していきます。いったい、どこにインクが残っているのでしょうか。これを夏休みの自由研究にしようかな、と一瞬思ったことでした。
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