かん
ひとしきり雑巾を振り回して遊んでいた「ちち(仮名)」さんですが、どうやら電池が切れたようでうとうとしています。この夏は例年になくもふもふしていますが、それでも脚などを見ますと、いつもの夏と同じく、ほとんどヌードじゃないかというほどの毛の薄さです。
今日あたりから少しずつ職員室の密度も上がってきましたが、まだまだ本調子ではありません。逆に、これが普段並みに人がたくさんいるような状態になると、それは夏休みの終わりを意味します。ゆったり、自分のペースで日頃はできない仕事に取り組むことができる日々も、あとわずかです。
もうすぐ始まる2学期に向けて、まずは汚い机とその周辺の整理整頓、不要物の処分に取り組んでいますが、あわせて、新学期に入ったらスムーズに仕事が進められるように、さまざまな文房具を買いそろえたりもしています。何事も形から入って、形骸化してしまうのも人一倍速い私です。
上の大きな缶に乗っかっているのは大きさ比較用の螺鈿M800。すなわち、写真下の缶は非常に小さくてキュート、ということになります。
別になくても困らない、どうしても必要というわけでもないのに、このように小ぶりな缶を見ると、「欲しい」と思ってしまいます。普通の輪ゴムなんてものは、職員室の片隅に置かれた文具庫の中に山ほどあるのに、何で自前で用意する必要があるのか、と自分にツッコみつつ買ってしまいました。
それでも、大きめの缶に入っているのは、輪ゴムであって輪ゴムでない、普通とはちょっと違ったハンドリングをする輪ゴムです。
細長いものを束にして輪ゴムでとめるとき、輪ゴムを折りたたんで小さな径にしてから使うことがありますが、花屋さんなどがよくやる、対象物に輪ゴムをぐるぐると巻き付けてから最後に輪っかを掛ける、という方法もあります。これはそういう使い方に特化した輪ゴムで、対象物に幾重にも巻き付けた後、錨の形をした部分を輪に通して固定するものです。
下手くそな文章を連ねても意味不明ですので、こちらを見ていただくのがよろしいかと。その名も「たばね」です。
まもなく始まる新学期、この輪ゴムを瞬く間に使い切るほどにばりばり仕事をこなすことができるでしょうか。のんびり過ごしてだらけきった体は大いに不安と言っております。
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