本末転倒
寝ぼけ眼の「ちち(仮名)」さん。目の前で飼い主が自然死していたので、安心して眠っていたようですが、未明に飼い主が起き出してごそごそやり出したので目が覚めてしまったようです。
1時間で一区切り、その次は4時間、というのが飼い主の死ぬパターンのようです。ちょっと休憩、と横になったら致命傷で、多くはそのまま、夜が明けるまでの安らかな眠りです。肩が痛い、腰が痛いと悪いところだらけなので熟睡しているように思ってもけっこう暴れていて、質の低い眠りです。
インクの出ないキャップレス。アスコルビン酸水溶液に漬け込むこと1週間、そろそろどうかな、と水洗いしてインクを入れてみます。筆記そのものはなかなかスムーズですが、よっしゃ、いけた、と次の日から持ち歩いては裏切られる、ということが続いていますので、今回は徹底的に悪戯書きを繰り返します。
写真の通りなのですが、しっかり拭き取ったはずなのにペン先が汚れすぎています。分解してみると、胴軸前半部の内側はインクにまみれておりました。インクの出てくるペン先がシャッターを押し開く、ということを繰り返すのですからある程度はインクがつくでしょうけれど、洗ってみるとすさまじいばかりの黒い水。何度も洗って水を切りますが、いつまでも黒い雫が出てきます。
良い子は真似をしてはいけません。ライニガー洗浄液にどっぷりと漬け込まれたキャップレスのガワです。ことによると、クリップの塗装が剥げるかもしれません。それも含めて、実験あるのみです。
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