石川セリ
「ちち(仮名)」さんがおやつをもらっているのを見て、避難先のシェルターから顔をのぞかせた「くま(仮名)」さん。我が家の2頭はあまり仲がよろしくなく、体が大きくて勢いのある方が強い、という原則通り、「くま(仮名)」さんはいつもやられる一方です。けれど、食卓の下は彼女の聖域です。偉そうに肩で風を切っている「ちち(仮名)」さんは、どうやら食卓の下に入るのが気色悪いらしく、滅多に入ろうとしないのです。
今日は大物の仕事をやっつけてしまう必要があったので、日付が変わるまで職場で粘っていたのですが、そんな私の頭の中では、ずっと同じ曲が鳴り続けていて、正直、早く止まってくれないかなぁ、と思っておりました。
職場へ向かう車中で流れていた「ムーンライト・サーファー」が、いつまでも鳴り止むことなく、エンドレスで演奏されている状態。静かな職員室でPCの画面をじっと見ているような状況でも、頭の中はBGM全開です。
ちなみに今日は雨模様だったので、日が暮れてもお月様が綺麗というわけでもありませんでした。ムーンライト、ぜんぜんありません。
まぁ仕方がないので、帰ってきて青いペンを探しました。すぐに出てきたのがこの2本。丸善のセンチュリーはムーンライトそのものの色です。この2本には軸の色以外にも共通点があって、それは上手に文字が書けないペンであるということです。いや、それは万人に共通のことではなくて、私のように文字の形をしっかりととることができない人間にとっては、という意味です。要するに、ペン先がスムーズに紙の上を滑りすぎるので、ミミズが気持ちよくのたくったような文字にしかならないのです。
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