新風館
緊急時(?)に這い出してくるトイレトレイ交換用の小ドアを開けて、フテ寝している「くま(仮名)」さんを撮ってみました。彼女はこのトイレ用トレイの上で寝るのが大好きですが、それはここが小部屋になっていて囲まれ感があるからなのかもしれません。
もう長いこと背の高いワゴン車、それもスペースたっぷりの車に乗ってきた飼い主は、いまだにすっぽりと囲まれたセダンの運転席というものが窮屈に感じられてなりません。いずれにしても走り出してしまえばそうそう体を動かすものでもないので、狭い方が囲まれ感、包まれ感があってお乳手運転できる、というのも理解できるのですが、長年のだらしない運転姿勢に馴染んでしまった体が、シャキッとした運転姿勢に慣れないのでしょう。
明日がホワイトデーである、ということに気づいて、ちょこっと買い出しに行ってきました。今年は肝心のバレンタインデーが休日だったので、世の女性たちは何とも思っていない同じ職場のオッサンたちに義理チョコを配る必要もなく、またオッサンたちも、馬鹿にされず、邪魔にもならず、変に気を遣われないようなお返しを探して疲れることもなくて良い具合、と思っていたのですが、我が職場に多数在籍する、昼夜も平日休日も関係なしに働くタフな女性たちから何個か頂戴してしまいましたので、お返しにするならこれ、と決めているものを調達しに行ってきたわけです。
条件にかなう品を取り扱っているリアルな店舗で一番近いのは、京都の新風館に入居している雑貨屋さん。残念なことに、新風館で紹介されていた堺町三条ガレージというのが立体式で、馬鹿みたいにトレッドの広い私の車は収納できませんでしたので、写真のコインパーキングへ。いえ、けっして役の行者という名前で選んだ訳ではありません。
河原町御池の交差点からすぐ、というものすごい立地にある新風館。この建物のたたずまいが好きでしたが、今月末で閉館となり、再開発による建て替えも、という話がありました。けれども、現時点ではこの建物は残して、新しい建物を増築し、地下にも施設や駐車場を造るという計画が発表されていますので、とりあえずは安心です。
そうなると、問題はこの中庭。都会のど真ん中に、こんなに贅沢な空間があること自体驚きですが、この広さのまま残されるのか、というと少し疑問です。隣接するよその建物を壊すのでもない限り、この中庭を少し浸食しなければ計画通りの床面積にはなりません。実際には狭くなって、それでもいろいろな工夫でそうは思わせない・・・・・ように努力しました、ってことになるのでしょう。今あるお店がなくなるのも残念なのですが、新しくなったらどんなお店が入るのか、と考えるとそれも楽しみな気がします。
ちなみに、ファッション系のお店に興味も縁もないので、変なモンをおいてくれる雑貨屋さんとかしっかり萬年筆も扱ってくれるような文具店とか、そういうものが入ってくれるとうれしいですね。
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