リーフ
本日は、「くま(仮名)」さんの寝顔を少し横のアングルから。相変わらずよく寝ております。こういう状態になると、おいしそうな匂いがしない限り起き出してくることはありません。
日頃、どんくさい仕事の進め方をしているので、今日も半日ほど職場に出てお仕事を片付けておりました。それが一段落ついてから、日産リーフとの「最後の1日」を楽しみました。モニターとして、そして納車までのつなぎ代車として、合計2週間ほどリーフに乗せてもらうことができましたので、私もいっぱしの電気自動車乗りになりました。どうすれば電池の消耗を抑えて、なおかつクルマとしての利便性も確保しつつ走らせることができるのか、などということも多少はわかってきました。けれども、自分の車として電気自動車を選ぶか、と聞かれたら、少なくとも現時点では「ノー」ですね。
で、もう一つのリーフ。こちらは絶不調で、インクが出てきません。以前はけっこうヌラヌラドバドバでしたので、長いこと放置していたためにどこかが詰まっているのかもしれません。とはいえ、インクの吸入には問題がないので、エグいインクが中で固まっている、というほどでもなさそうです。
手持ちの萬年筆の中では、おそらく一番過酷な、乱暴な使われ方をしてきた1本だと思いますので、どこかが壊れていてもおかしくはありません。
ペン先の首軸に入り込んでいる部分は、インクで変色しているようにも見えます。これを綺麗に洗い、磨いたら少しはマシになるでしょうか。とはいえこの汚れは厚みもなく、こんなものが原因でインクが出ないとは考えにくいのです。
ペン先をはずしてみると、ペン芯はこんな風に、半分だけ違う色になっています。おそらくこれは汚れなのでしょう。まずはこのあたりから綺麗にするとともに、ここから槍までの経路も可能な限り洗浄を試みることにします。顔料系のインクなどを使った記憶はありませんが、それこそロットリング洗浄液などにつけてみるのも良いかもしれません。
ペン先の裏側も相当汚れています。さらに、この汚れは少々盛り上がっているようにも見えます。前に見たときはこんなに寄りがキツくなかったようにも思えるので、変な力をかけたりしたのかもしれません。鉄ペンであるのを幸いに、お掃除したり少し広げたり、壊す覚悟でいじくるのも良い勉強になるかもしれません。
リーフと上手につきあうには、ある程度の覚悟が必要なようです。
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