年末大バザール・2
くつろぐ2頭。けれど彼女たちは、このあと自分たちに恐ろしい運命が待っていることを知らないのです。もうすぐ彼女たちは、頭の中に鳴り響くドナドナの曲とともにペットサロンに送り届けられて、飼い主と涙のお別れをすることになるのです。
数時間後にすっきりと綺麗なお姿になって戻ってくる彼女たちのために、飼い主とその家族の居住スペースはそのままに、ワンコたちのお宅を大掃除。寝床になっているクッションも新調し、ケージの床から柵から拭き清めて、ワンコのお宅は新年を迎える準備万端です。
午前10時から、ワンコたちをサロンへ。そして正午過ぎ、今度は飼い主が散髪屋さんに向かいます。かれこれ20年以上のおつきあいになる、大変に気むずかしいオッサンがやっている散髪屋さんにお願いして、こんな日に散髪、それも特殊技能付きです。私の髪は量が多くて剛毛、しかも頭皮から垂直に立ち上がっているので、アイパーで仕上げないと収まりません。本来は月に1度はお願いすべきところ、およそ2~3時間かかるので、ついついおっくうになって、結局2~3ヶ月に1度になってしまいます。
写真は件の散髪屋さんの近くでみかけた、おそらくはスナックか何かと思われるお店の看板。今でも営業しているのでしょうか。この店で呑んでいると芸術的なアーチを描くジャーマンスープレックスホールドをかけられる、そんなお店でないことを祈りつつ、あっても面白いかな、などと。
今年の年末大バザールで、密かに話題となっていた1本。PILOTのOEMであろうと思われる使い切りの萬年筆で、ZEBRAブランドとなっています。国産品らしく、これを使い捨てにしても良いのか、と思われるほどの、日常の仕様には何の不満もない書き味のペン先を持つこのペン、実はその名前が大問題なのです。
呑み屋にカールゴッチとつけるより、萬年筆にフェンテとつける方が大問題ですね。烏口さんが100均ショップで発見されたものを数本持ち込まれたので、でべそ会長と世界のコレクター氏にそれぞれ献納されました。そのおこぼれで、「ネタにどうぞ」といただいたものです。
100均ショップで売られてはいても、希望小売価格は150円だったらしいということまではわかっています。現状、ゼブラのWebページをさっと見る限りでは、萬年筆という商品カテゴリそのものがありません。海外で売られているものでしょうか。
海外と言えば、こちら、ミイラのように白い紙で巻かれているものも、天竺伝来の萬年筆です。日本で同じものを作って売るなら諭吉さん2~3枚というところではないか、という代物。ならばこそ、蛍光灯の光にも当てたくないと紙で巻いて持ち帰って参りました。まるで玄奘三蔵ですね・・・・・などと言いつつ、来年は申年。皆様、今年も駄文の垂れ流しにおつきあいいただきありがとうございました。
最近のコメント