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2015年11月24日 (火)

高コスト体質

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 前脚をちょこんとそろえて、お鼻をケージの柵に乗せている「ちち(仮名)」さん。いつも見慣れた光景ですが、なぜか今日は、普段以上にかわいらしく見えたのでパチリ。しかしながら、撮影者が邪心の塊なので、見たようにはかわいらしく写せませんでした。まさに真を写すもの、です。

 25年前の秋、2学期が始まってすぐの職員室で、前年まで同僚であった先生をお迎えして雑談をしていたときのこと。もうそろそろ、身を固めようと思いますので、ついては媒酌をお願いできませんかと、実に軽いノリでお話をしましたところ、「よっしゃ、えぇよ。いつするねん。11月18日なんかどうや? いいひや、ゆうてなぁ・・・・・」敵も負けず劣らず軽いノリで返してくださったのでした。

 で、すぐさま結婚式場探し。友人を招いて簡単に報告をする程度のことを考えておったのですがやはりご両親もおるし、しっかり式を挙げて、と説得されて、式の2ヶ月前からの式場探しです。さんざん、あっちでもこっちでも式場の人にあきれられ、笑われながらも、ちょうど仏滅であった11月23日に空いている式場を見つけることができました。

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 毎年、結婚記念日にはまんぎょくで夕食、と決めているのですが、うかつにも昨日は月曜日、定休日でした。さぁ行こう、と二人して家を出て、バス停から予約の電話を入れようとして気づくという間抜けっぷり。仕方なく、というわけでもありませんが、妻が提案してくれた串カツ専門店、MASUDAさんにお邪魔してみることにしました。いやはや、お店のサインからして高級感が漂っております。お高そうな感じがにじみ出ています。

 いかにも職人、という感じの大将が、ある程度基本はマスターしている、という感じの若い女性を仕込みながら店を切り盛りする、という感じで、串カツのネタに衣をつけて油に入れるところまでを大将が担当し、揚げ具合を見てお客さんに供するのは仕込んでもらっている最中とおぼしき女の子、というパターンでした。

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 25日から期末テストがはじまり、それまでに4種類のテスト問題を作らなければならないというのに、土曜日は岡山で遊び、日曜日は少しだけ問題を作って、月曜日は夕方から串揚げで呑む、というなんとも暢気なオッサンです。お酒が飲めない人間なので、控えめにグラスワイン2杯でおさえて、午後9時前には帰宅して2時間ほど仮眠、というよりは突然死。日付が変わる直前にむくりと起き上がって、朝の5時までかかって一番手強い社会科の問題を仕上げました。

 けれども、本日の夕刻から、最終確認、のつもりで問題をチェックすると、どうにも気に入りません。結局、できあがった問題の半分以上を捨てて再度作り直し、ようやく印刷までこぎ着けて深夜のご帰館です。串揚げディナーも豪勢なお値段でしたが、たかが定期テスト1本作るのにどんだけ時間をかけているのか、と自分で自分を責めまくりたくなります。私の人生、99パーセントまで「無駄」でできています。ジャコウネコさんに叱られますね。

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コメント

「無駄」というより「拘り」のように見えるのですが、案外ご自分では分からないものなのでしょうね~(笑)。

 すいどう さん

 拘りなどというもの自体がすでに無駄である、ともいえますが。無間地獄ですな。

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