初雪
弛緩しきった「くま(仮名)」さん。台所から食卓へ、あるいは玄関からリヴィングへと、家族の誰もが通る場所にケージを置いてもらっているので、私こそが北斗の長兄いやペットの長姉という自覚を持っているのでしょう。だから、家族が「ちち(仮名)」さんと遊んでいたり、彼女の話題で盛り上がっていたりしても、基本的にはスルーです。
反対に「ちち(仮名)」さんの場合、リヴィングの対角線上、食卓から最も遠いところにケージがあって、しかもその前は人が通るところではないので、どうしても積極的なアピールが必要になってきます。「あれ、どうやったかな、「くま(仮名)」さんの誕生日はいつやったかな・・・」なんて、家族の誰かが「くま」という名前を口にするだけで、むくっと立ち上がってケージの柵に手をかけ、しっぽを振る有様です。
かつて高野山の入り口であった大門。高野山は一山境内地といって、今日、私たちが高野町髙野といっているエリアすべてが金剛峯寺というお寺だったのですが、いまは豊臣秀吉が建立した青厳寺というお寺あたりの建物を言う場合が多いようです。お天気は良いのですけれど、屋根の上に白いものが見えますね。
高野山に来られた観光客の皆さんが、おぉ、これが金剛峯寺か、と写真を撮るアングルで。屋根の上にたくさん雪が残っています。高野山では初雪ではないのかもしれませんが、この先、車でさらに20分ほど行った山奥の村、野迫川村では初雪だったそうです。
私の戸籍は野迫川村にあるので、戸籍謄本をとりに行って参りました。そんなもん、郵送で取り寄せたらよろしいがな、とは私でも思うのですけれども、残念ながら必要な戸籍のみならず、改製原戸籍やら除籍やらの謄本も必要なのと、なぜ必要なのか、ということを電話その他で説明するのは難しいと判断したので、まだ大丈夫だろうと夏タイヤのまま行ってしまいました。
広くて快適な髙野龍神スカイラインは、積雪・凍結のため通行止め、あるいはチェーン規制中ということで、高野山から県道をつたって野迫川村へ。途中、標高が最も高い地点にあった看板はこんな感じ。遮るものがないのでばんばん吹き付けたのでしょう。
まだ日中ですし、路面はこんな感じなので全く問題なしです。けれど、通行量が非常に少ない道路ですので、日陰になるところなどはあるいは凍っているかもしれない、と、一応慎重に走りましたので、15分ほどで抜けるところ、20分はかかったかと思います。
右が野迫川村役場の建物で、奥に見える普通の家屋っぽいもの、カーポートにパンダ模様の車が駐められています。そう、駐在所なのです。撮影者はシャーベット状の雪の中につま先立ちして撮っております。山奥の村は日照時間が短いから住民はみんな色が白い、なんていう都市(?)伝説がありますが、事実はその逆。山仕事などに行きますと、紫外線がキツいので平地より日焼けします。けれど、地面を直接照らす、という意味の日照時間が短いのは事実で、だから雪が残っているのです。そろそろ車の冬支度が必要ですね。
やはり内陸部は寒そうですね。九州に来てからは滅多に雪を見ることがなくなりました。もう氷結路なんて走る勇気も技術もないですね(笑)。
投稿: すいどう | 2015年11月28日 (土) 22時17分
すいどう さん
氷結路は怖いですね。しかし、九州も場所によっては結構降るらしいですから、油断大敵です。
投稿: つきみそう | 2015年11月28日 (土) 23時41分