Trick?
今年もまた、実にけったいな「お祭り」がやってきました。お正月にゆずり葉に乗って来られる神様を迎え、神社仏閣に初詣をして、節分には鬼を追いやっているうちに春を迎えます。桃を飾って甘酒をのみ、お墓参りをしたかと思えば桜の木の下でどんちゃん騒ぎ。菖蒲を愛でて、古代中国のロマンスに想いを馳せ、ご先祖様が帰ってくるのを迎えて、月へと帰って行ったお姫様を思う。再びお墓参りをして、古代ケルト人になりきってわぁわぁ騒ぐ。これらのすべてを商機ととらえて頑張った人を褒めるべきなのでしょう。まだまだこの後、クリスマスにお正月というものすごいイヴェント(商機)が控えています。
おそらくハッピーマンデーとかにならないであろう祝日、勤労感謝の日が結婚記念日という私は、毎年カレンダーにしっかりと印がついているので、「二人の記念日を忘れるなんて」と奥さんになじられる心配はありません。でもこの日こそ、お米を食べる我々日本人にとっては一番大切な祝日だと思うのですが、そのことはほとんど誰も話題にしませんね。
息子がお世話になっている中学校の玄関に飾られたジャック・オー・ランタン。ハロウィン狂騒曲はこんなところにまで鳴り響いているのですね。もっとも、中学校の英語の教科書などには英語圏に暮らす人たちの風習の一つとしてハロウィンが取り上げられていたりしますので、そういう意味ではアリなのでしょう。
そして、くりぬくことの難しさや、 この大きなカボチャを育ててくれた人への感謝の気持ちからマジックで顔を描いてあるのもいい感じです。こういう大きなカボチャ、食べられないものもあるようですが、中をくりぬいてお菓子の材料に、などということができる品種もあるようです。
ふだんは中央部にでかでかとお店のロゴが入っているはずなのですが、この時期限定でこのマーク。まぁ、この時期に売られているものでカボチャ提灯のマークがないと「何で?」となるお客さんも少なくないようなので、これは仕方のなところでしょう。お味の方は文句なしです。
ハロウィンが終わると、もう冬とよんでもいい季節になります。そのくせ、日中は汗ばむほどの陽気になることもあって、着るものの選択が難しいところです。我々公務員は、10月いっぱいまでは軽装勤務ということになっていて、ネクタイ締めて市役所に行くとこっそり注意を受けたりするほどなのですが、明日からはその逆。きちんとネクタイを締めてお仕事です。
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