京都丸善
気持ちよさそうに寝ているのであれこれアングルを変えて撮影していたら、突如むくっと起き上がった「くま(仮名)」さん。彼女は最近、お行儀が悪く、ケージの外にいるときにゴミ箱を漁ったりするので、罰として「ハウス」となっていることが多いのです。飼い主なら出してくれるだろう、と相手を見ての行動。さすがは10年選手、しっかり見抜かれております。
京都、河原町三条の京都BAL。主にファッション関係のおしゃれなお店が入居している「ファッションビル」ですので、私には全く縁がないはずなのですが、同ビルの地下2フロアにわたって京都丸善が復活していると聞いては行かないわけにはいきません。オープンしてすでに1ヶ月ほどたっておりますが、遅ればせながらお邪魔して参りました。
家ではほとんど食事をとりませんが、丸善と言えば早矢仕有的、ハヤシライスですから、限定発売中という言葉にも見事につられて一缶買ってしまいました。あちこちにこのおしゃれな黒いパッケージが積まれておりましたので、まだしばらくの間は残っていることでしょう。
どこかでレモン買って行かなくては・・・・・などと妻には冗談半分に言っていたのですが、このかごは何でしょう。レモンを持ってきた人がそっと入れていくためのものなのでしょうか。梶井基次郎の「檸檬」を買って、備え付けのスタンプを捺そう、という呼びかけがされておりました。
購入金額が2000円以上のお客さんには、こんな読書ノートがプレゼントされます。文庫本サイズのノートで、見開き1面で1冊分のデータと簡単な読書メモをのこす、というものですが、その造りがしゃれております。
表紙がこんな感じなので、まさか、と思いつつ中を見ると、巻頭には短編「檸檬」がきちんと収録されております。さすが丸善です。
京都駅前から四条河原町周辺まで出るのは結構不便なものですが、駅前のA2バス乗り場からショッピングライナーという便が出ています。京都駅を出ると四条河原町、河原町三条のみに停車して三条京阪まで向かうという便利なバスですが、いかにノンストップでも京都市内の交通は過酷で、停留所に止まっていくバスと大差ない所要時間、ということもあります。それでも、本を探しに京都へ、ということが増えそうです。
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