嗅ぎつける
久々に、真っ正面から三木のり平の「ちち(仮名)」さん。眠たかったので目が死んでおりますけれど、逆にそうだからこそ撮ることができた、ともいえます。
本日は職場の文化祭。それと平行して、市内の先生方の集まりが開かれるので、私はほとんどそちらに専念でしたが、祭のあと、せり出し舞台として使った折りたたみ式の台を返しに行くというお役目があるので、午前中にトラックを借り出しに出向きました。例によって自宅に車を戻し、そこから電車とバスでトラックのあるところまでいったのですが、自宅に戻ったわずかな時間に、タイミング良くThinkPadのファンが配達されてきました。
それこそ「あっ」という間に交換完了。写真の左、コネクタにつながれてねじが締められるのを待っている方が新品、右が回らなくなってしまった元のファン。こうしてお腹を開けるために外したねじが10本ばかりで、ファンの取り付けにまわしたのが4本。たったそれだけの作業で、わがThinkPadはあっけなく復活して、何事もなかったかのように起動してくれました。
午後からの集まりでは、復活した機材で仕事をこなして、それが終わるとトラックでお仕事。今夜は愉しい宴会なので、トラックを返却したあと、バスと電車で繁華街まで出て時間をつぶしていると、電話が鳴りました。いつも怒鳴り込んでくる保護者がまたもやって来たので、宴会は中止になるかもしれない、という内容でした。
何ヶ月も前から計画し、手配してきた家族旅行の当日になって小さな子どもが熱を出す、というのは良くある話。どうもこの保護者、教師が宴会を計画すると嗅ぎつける能力を持っているようで、そういう日に合わせて夕方から怒鳴り込んでくるのです。まぁ、そういうのもこの仕事の宿命なのであきらめて帰宅の途についたところ、続報が入って、今日の宴会場となるお店が遅くなっても待ってくれるので、とにかく宴会は実施する、とのことでした。
結局、13名ほどが参加するはずだった宴会は、遅れに遅れて午後10時過ぎから数人で始まり、徐々に人数が増えて、日付が変わることには9人となりました。二つのテーブルに分かれて歓談する中、一方は本日の文化祭について真剣に反省して熱い論議を闘わし、もう一方はどうでもいい話題でだらだらと盛り上がっておりました。
私がどちらのテーブルにいたのかは、おわかりと思いますが、そうなるように自然と分かれて席についてしまう、雰囲気を嗅ぎつける能力があるのではないか、と思えるほど、みんなきれいに分かれて座るところがおもしろいところです。そうして夜は更け、最後は参加者をそれぞれの自宅に送り届けて、朝と呼んだ方がしっくりくる時間に帰宅したのでした。
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