ぎょうさん
クッションの縁を顎枕にして、ブランケットを掛けて貰って温かそうに眠る「ちち(仮名)」さん。未明に彼女の近くで倒れていた家族の証言によると、明け方近くの一番暗くて寒い時間帯に、彼女はきゅんきゅんと鳴いていたそうです。換毛期の抜け毛が凄い彼女のことですから、肌寒くてたまらないと訴えていたのかもしれません。
夏場は夜通しエアコンをかけっぱなしで眠る私も、この時期ともなると窓を開けておくだけで気持ちよく眠れるのですが、そういう夜に限っていろいろとやっつけておかなければならない仕事ができて、結局明け方近くにならないと床に入れない日が続いています。昼間、ちょっと一服、と椅子に座っていると一瞬で眠りの淵に落ちてしまうのは難儀ですが、そういうマイクロスリープができるからこそ、静かな夜に仕事を進められるのだと考えるとそれほど悪いものでもありません。
先日のWAGNER名古屋で行われた迷惑ビンゴ大会で、あろうことか最初にビンゴに達してしまった私。こういうときは、周囲の期待に応えることが大切だと心得ていますので、「そらやっぱりソレやろ・・・・・」という皆様の声に素直に従って、このようなものをいただいて参りました。
プラチナのプレッピィが30本。インクも入った状態です。私が社会科の授業を担当しているクラスはどこも皆29名ですから、この30本という本数は実によろしいですね。さぁ、皆さん、萬年筆を使ってみましょう、なんていうことがすぐにできてしまいます。
キャップの色が青、赤、黒とあって、それぞれ10本ずつ。普通の文具店ではこれだけ揃えることは難しいでしょう。取り寄せなんぞ頼もうものなら、お店の中で話題になってしまいます。あのお客さん、そんなにたくさんの萬年筆を、いったい何に使うのだろうか、と。
そういうお客さんのような人を「ヘンタイ」と呼んでいるのです。発音は同じでも、漢字表記にしてはいけません。漢字表記にしてしまうと、昆虫の成長とか、社会的に迷惑な方向に向かって趣味を究める人とか、そういう意味になってしまいます。あくまで「良識あるヘンタイ」であるべきです。
一本一本、丁寧に番号シールが貼られていますが、欲を言えばどれも皆この赤の③のように貼っていただきたかったところです。自分なら、何の意味もないと知りつつ、そのようにしてしまうことでしょう。そして、すべての軸に「完璧に」シールを貼り終えたところでガス欠になるのでしょう。
その段階ではすでに、シールを貼った本来の目的である実験に取り組む意欲とエネルギーが残っていないという状態です。結果として、シールを綺麗に貼った萬年筆だけが残る、ということになります。
実際問題として、これを大きめのマグカップなどにざくっと挿しておいて、誰もが手を伸ばせる場所に置いておけば、少しは萬年筆の裾野が広まるかもしれません。けれど問題は、萬年筆のペン先。見るからに危険そうですから、小学校の先生からは問題視されるでしょう。さらには、キャップを外した状態で振り回されでもしたら目も当てられませんね。さて、どんな風に活用するのが良いのでしょうか。
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