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2015年7月29日 (水)

すべすべ

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 お気に入りの場所に腰を据えてくつろぐ「くま(仮名)」さん。今日はあまりいたずらをしなかったせいか、ケージに追い込まれることもなく、まったりと過ごしておりました。ある程度時間が経って気が済むと、自分からケージに入ってクッションにはまり込んで眠ります。

 対して「ちち(仮名)」さんは、飼い主が部屋にいる間は絶対にケージに入ろうとしません。長子はおっとりしていて、次の子は利にさとい、とはよく言われることですけれど、我が家のワンコたちにもあてはまるようです。

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 1学期の終業式が大雨のために流れてしまったので、その日に生徒たちに手渡すべきものがまだ残っています。部活動で学校にいるときを狙って手渡しているのですが、まだまだ渡し切れていないものもあります。そこで今日は、封筒に表書きをして、宅配の準備をしておりました。

 表書きした封筒を家庭のポストに入れて回るのに、やはり耐水性のあるインクで書かないと、ということで青墨の出番です。クラフト紙の封筒に表書きをするにはちょうど良いのですが、職場で使っている罫紙に書くと書き出しかすれが発生します。

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 木へんをハネたらあかんやろ・・・・・とは小学校5年生の時の担任だった池平先生のお言葉。当時、学校内で一番怖いとされていた先生で、4月に担任と知ったときには目の前が真っ暗になったものでした。

 4年生で担任してもらった先生は若い女性で、某政党の機関誌とか朝日新聞とかに書いてあることはすべて真実だと思い込むような人でした。それに対して、180度違う思想、指導方法の先生でしたが、大人になった今、振り返ると、実に良い先生だったと思います。今、この業界にいるからこそ思うことですが、当時の校長が「バランス」をとったということなのだと思います。いろんな考えの先生に巡り会うことが、児童生徒にとっては幸せなことだと思います。

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 この罫紙、実につるつるすべすべで、萬年筆で書くと最高に気持ちの良い紙です。個人的には、もう少し繊維の存在を感じる紙の方が好みですけれど、太字でインクフローのよい萬年筆で書いているかぎりは実に快適な紙だと言えます。

 この罫紙に萬年筆で字を書いているのは、うちの職場では私だけ。何とももったいない話だと思います。ボールペンや鉛筆で書いても気持ちいいには違いないのですが、ここはやはり、萬年筆で、と思います。今度、この萬年筆を調整してくださった方に、この罫紙も共にお見せして、さらに追い込んでいただきたいな、などと思っているところですが、本当に最高の状態になったりしたら、それはそれで生産性がグンと下がってしまいそうです。

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