岩間式
ワンコのいる風景、です。「ちち(仮名)」さんがスフィンクスになっている場所が、我が家のワンコたちにとっての一等地。暑いときは、写真手前のフローリングの上に移動してはぁはぁやっておりますが、2頭のワンコの前脚をそのまま前方に延長した線が重なるところ、そのあたりに飼い主がお尻を落ち着けてゴロンと横になることが多いのです。なので、2頭共にこの場所を取ろうとするのかもしれません。
今朝は通勤のために運転中に鼻血が出たので、近くのお店の駐車場に乗り入れさせてもらって処置(止血)。そのために30分を費やし、ティッシュを持った手で鼻をつまみながら「おはようございます」と出勤したのでした。
そうこうするうち、荷物の到着。現有の刈払機を整理すべく、少し古い機体を点検に出していたのが戻ってきたのですが、目から鱗の梱包でした。この長さとなると、宅配便で送ることは無理なので、一般貨物との混載便での発送だったのですが、エンジン部分をエアパッキンでくるみ、U字型のハンドルを取り外して竿の部分に沿わせてから、エアパッキンで巻き、そこに伝票を貼り付けてあるのです。
荷物の発地は長野県。刈払機がすっぽり収まる箱で送ろうものなら、軽く3000円以上はかかる送料を、その半分程度に収めています。オークションに出品中の刈払機が落札されたなら、こんな風にして送るのもアリか、と思わせられました。当然発生する送料に対して「高い!」というクレームがつくケースがよくあるのです。
エンジンと一緒に、刈刃もくるまれていました。エンジンと刈刃、それに各種付属品などが収まる程度の段ボール箱を用意してエンジン部と付属品を収め、竿の部分だけ外に出ている状態で発送すれば、大幅に送料が節約できそうです。まさに「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」であります。
で、機械を見て鼻血のことを忘れてしまい、早速組み立てて燃料を入れ、炎天下のグランドへと出て行ってしまいました。不思議なもので、草刈をしている最中に鼻血が出たことはありません。いつも、安静というべき状態の時に突然流れ出してくるのです。
本日は、久々に金属製の刈刃です。ここのところナイロンコードでの草刈が続いていたので、刈った草を投げ飛ばす金属刃での草刈り、体力が持つのでしょうか。
職場の運動場はほぼ長方形の隣り合う二辺がフェンスで囲まれていて、その外側が法面になっています。フェンスの外側から法面まで、幅1mぐらいの平坦な部分があって、その部分はまさしく「草の壁」になっています。刈払機の燃料タンクを満タンにした状態で、「草の壁」の3割程度を倒せると見込んで作業スタート。フェンスと下りの法面とに挟まれた狭い場所で、この岩間式の刈刃は実に良い仕事をしてくれました。
軽量化のための穴が開いていないので重たく、さらに見た目では全く切れそうな感じがしません。けれど、あえてフェンスに刃をあてて刈るような使い方をしても大丈夫ですし、根元が密集している草を右から左に刈り払うとき、スイッと軽い感じで竿を振ることができます。
しかもこの刃、低速で使いなさい、と明記されているとおり、回転を上げなくてもよく切れます。作業場所である法面のむこうは住宅地なので、回転を上げてブンブンいわしているとすぐに苦情の電話がかかってきます。
ちなみに、ならばと草を刈らずに放置しておくと、見苦しいから何とかしなさい、と苦情が来ます。音を立てずに、25メートルプール10個分以上あるような法面を綺麗にしなさい、という住民の皆さん。非常に要求レヴェルが高くて難儀します。
午後1時頃から5時頃まで、ナマクラな私は休憩ばっかりしながら刈り続けて、長方形の長辺を刈り終えるまでもう少し、というところまで迫ったのでしたが、そこで体がギブアップ。水分を取らずに草刈をする、というのがコンセプトなので、この辺がいいところだろう、と撤退しました。
今日は実に良い天気でしたので、しっかりと余分な水分が絞り出されて、体重が2キロほど落ちました。明日は主治医を受診しますので、これなら体重を減らせと叱られることもないでしょう。この夏休み、しっかりと草刈を続けていけば、もう少しスリムになれるかもしれません。
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