ウケがよい
いつものことですが、ケージの柵にあごを乗せて遠くを見つめる「ちち(仮名)」さん。それが具合がよいということもあるのでしょうけれど、飼い主家族からの受けがよいということも、彼女にこれをさせる大きな理由のひとつなのだと思います。
名古屋駅前の地下街で、いつも行列のできているひつまぶし屋さん。そこのお弁当を買い求めたときに着いてきた「割り箸」が、今も捨てられずに残っています。
正しくは、「割り箸」ではありません。お手元、ですね。伸縮するようになった使い切りのお箸です。お弁当の容器が丸いもので、それに長い割り箸を組み合わせると持ち運びに不便、ということでこうなったのでしょう。
食べ物に触れる前半部分は木で、握りの部分は樹脂製です。割り箸は製材したあとに残る「丸い」部分を活用して作りますから、それ自体「エコ」な発想のものです。ハッパふみふみのオッサンがテレビで要らんことを言ったとかで、いっぺんに需要が激減したこともありますし、使い捨てにするのはもったいないからと「マイ箸」を持ち歩くことこそが意識の高い人間のすることだという風潮もありましたが、私は大反対。割り箸はエコなのです。
言うまでもなく、木の断面は丸いものです。そこから四角い角材や板材を切り出したら、樹皮に近い部分が半月形に残ります。その部分を細かく割って作るのが割り箸。パキンとまっすぐに割れてくれなければなりませんから、当然のことながら柾目材です。捨てるところなのに、上等なのです。
この伸縮するのがおもしろいということなのか、誰も使わず、それでいながら袋からは取り出して、伸ばしたり縮めたりして遊んでいるようです。こういうことこそ、もったいない、というのでしょう。なので、Blogのネタにすることで、成仏していただくことにしました。
プロフィット・レアロと並んで記念撮影。当然のこととは言え、手に持って使うもの同士です。やはり使いやすい長さとはこのあたりなのでしょう。
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