3rd.
今日もまた、「愛犬」とともに眠る「くま(仮名)」さん。とても気持ちよさそうです。飼い主はこのところ毎日、クーラーの効いた部屋でただ座って時間を過ごしています。
修学旅行に随行してくれた写真屋さんから持ち込まれたサンプル写真を展示して購入希望を受け付ける部屋のお店番なのですが、これが実に眠たいのです。かといって、居眠りをするわけにもいかず、あまりに熱心に仕事に打ち込むわけにもいかず、窓の外を眺めては「あぁ、草刈りがしたい」とつぶやきながら睡魔と闘っているのです。
3年目に作ったy.y.Penは、紺色の軸にロジウムメッキが映える1本。初年度のモデルと同様、プロフィットベースのもので、マット、ギャザードの軸と文法通りですが、内部構造が違っているのです。
プロフィットの、いえ萬年筆の命であるバランス。それをきっちり取るための仕組みが、すべてのy.y.Penに組み込まれています。そのコンセプトは変わりませんが、実現する方法は時とともに変わっていくのです。
マットな軸、ロジウムメッキされたペン先やクリップ。実に美しいペンです。このモデルあたりから、製造本数がぐっと増えました。販売店を通さないようになり、購入希望者は基本的にy.y.Dayの会場で受け取る、というスタイルになったのです。
y.y.Penの歴史は、製造してくれている会社に製品のアイディアを提供してきた歴史だといっても過言ではありません。プロフィット誕生30周年を記念して作られたブライヤー萬年筆などにも、このモデルとの類似性を見ることができます。
大先(首軸)部分の長さの違いは何なのでしょう。青い方は長くて緑色の方は短い、というだけではありません。胴軸も一緒に写っているのです。
7月19日には、ぜひ実物を見て「ほぉ~」と言ってください。y.y.Penは、ただ色や見た目を変えただけのオリヂナル萬年筆とは違うのです。
つきみそうさん、こんちはー。
おお、いい色合いの青軸ですね!
蒼ラーの食指が動きますw
投稿: ぽち | 2015年7月16日 (木) 11時36分
ぽち さん
y.y.Penはいつも、そのとき最高によいと思える色やデザインで作られてきたんですよ。
紺色、と聞くとパッとしませんけれど、目にすると実にいい色。それがy.y.Penなのです。
投稿: つきみそう | 2015年7月17日 (金) 00時35分