開通
しかたなく眠る「くま(仮名)」さん。飼い主が帰ってきたので遊んでもらえると思い、勇んでケージから出てきたものの、肝心の飼い主は靴下を脱ぎません。飼い主が脱いだ靴下を使って「引っ張りっこ」をするのが彼女の楽しみなのですが、つれない態度で再度外出する飼い主を見て、あきらめザルを得ませんでした。
毎朝の出勤時、奥に見える車のところで手前に曲がり、駐車場へとつながるこの道を進んでくるのですが。今朝来てみると、左手の竹林から太い竹が2本ほど倒れてきて「通せんぼ」をしておりました。セダンタイプなら問題なく通過できますが、私のように背の高いワゴン車に乗っている場合は「強行突破」するしかありません。
残念なことに、今日は朝から5時間連続で授業をして、そのあと出張する予定。加えて、朝の打ち合わせで「午後5時過ぎから臨時の会議を開きます。」などと宣言されてしまったので、会議が大嫌いな私は出張先から直帰することにしました。
しかし、出張に出かける直前、嬉しいことに「会議は中止!」という発表がありましたので、勇躍、竹伐り用の刃を買い込んで帰校したのでした。
このような刃をもってしても、成長して堅くなった竹は手強く、なかなか作業がはかどりませんでしたが、日没まで2時間ほど格闘して、何とか片付けることができました。竹そのものは割としっかり根を張っていたようですが、それに巻き付いたツルがどんどん成長して重くなり、その重みと昨夜の強風で倒れてきたようです。
竹を伐るというより、竹に巻き付いたツルを切る作業がほとんどでした。草刈りをする者はみな、ツルが大嫌いなのではないでしょうか。とにかくそこら中に這い回り、絡みついて、地の果てまで伸びているのではないかと思わせてくれる生命力の強さを見せつけます。刈り払うときに角度を間違うと機械に絡みついて回転を止めてしまい、猛烈に作業の能率を低下させるのです。
これはもう、ツルなんていうレヴェルではありません。立派な木ですね。それに竹というのは枯れていてもしっかりしていて、容易なことでは切れませんし、切ったものをそこら辺に放置しておいてもなかなか朽ちてくれないので、結局、切り倒した竹をさらに細かく刻んで竹藪の中に放り込む、という作業も追加されます。
とりあえず「開通」しましたけれど、左手の竹藪には、次は私が、と倒れる順番を待っているかのような竹が何本も残っています。こういうのが、雨や風の強い夜に倒れてきて、朝には道をふさいでいる、ということになるのです。何より「虫」が怖い私には、竹藪に入り込んでどんどん切り倒すこともできないので、これ以上はそれが平気な人の協力を仰ぐしかありませんが、そんな酔狂な人が出てくるものでしょうか。
今日は6月19日の金曜日で、来月の同じ日付の日は日曜日、y.y.Dayの開催日です。皆さん、予定を空けておいてくださいね。
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