終わりは始まり
実に平和な「くま(仮名)」さん。おかげさまで、飼い主も彼女と同じように平和な1日を過ごしました。
昨日は夜遅くまで、最後に残ったテスト問題を仕上げておりましたが、そうやって時間に余裕を持って仕上げたものほど、ミスが紛れ込むものです。実際、明日のテストを今日作り始めて、残り時間はほんのわずか、というような状況で作成したテストは、すべてノーミスでした。失敗できない、追い込まれた状況で、さすがの私でも集中力を発揮することができるのでしょう。
まぁミスと言っても、大問番号がダブっていたというだけのことで、気づかない生徒がほとんどでした。
お昼からは生徒たちが校内の美化作業に励んでくれるのに協賛して、あちらこちらと草を刈りまくっておりました。ありがたいことに私は根性なしなので、「あぁ、しんどい。」と思ったときにすぐに作業をストップします。それが幸いして、作業中に倒れるなどということがないのです。
実際、炎天下で草刈りなんぞをしていて、目標に到達するまで休憩しないなんていうのは、ものすごい精神力だと思います。私にはとても無理、そんなことできる人がうらやましい、などと思っておりましたが、そんなことができない方が自分の体を守れるのだと気づいたのは最近のことです。
セーラーの顔料インク、ストーリア。ものすごくねっとりとした感じです。これを大容量のPILOT823で吸い上げますと、一瞬、リザーバの中が空っぽになります。その瞬間はとらえられなかったので、とりあえず泡が出たところだけ。リザーバがあると、インク瓶の底にペン先が激突するという恐怖から解放されるので、とってもありがたい装備です。
採点には、奥にぼんやりと写っているルーペが必須です。漢字を間違えて書いている生徒にはきっちりと「×」をあげなければいけないのですが、老眼が進んだ私の目には、ルーペでもなければ細かいところまで確認できないのです。今夜もまた、夜更けどころか夜明けまで、採点三昧です。
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