大サービス
いつものように寝転んだまま餌を食べる「くま(仮名)」さん。ダイエットに励ませないといけないのですが、最近はお散歩に出かけてもある程度のところで「もう帰ろう」という意思表示をするようになりました。
先日も、町内会の回覧板やら市民だよりやらをご近所に配り歩くのにお供させたのですが、玄関を出るところまでは威勢がいいのに、ほんの1ブロックほど歩いただけで足取りが重くなり、「帰りましょうよ」と言い出す始末。途中何度か自宅の前を通り過ぎたのですが、そのたびに座り込んで玄関ドアの方をじっと見つめておりました。少しずつでも運動させていかないと痩せません。
飼い主も、運動不足と飽食とで糖尿病を患う身ですが、この記事を書き始めてすぐ、ポタポタッと何かがしたたり落ちるのを感じました。10年ぶりに、アレがやってきたようです。
恐れていたことが起こったのです。思い返すと10年ほど前、仕事中にポタポタッときて、何をしても止まらず、同僚に車で送ってもらったのが職場のすぐそばにあった耳鼻咽喉科。そこで処置をしてもらってもいっこうに止まる気配がなく、「もうアカン、救急車要請して!」という院長先生の力強いお言葉に、あぁ、鼻血で救急車搬送って、生徒に知れたら笑いモンやなぁ・・・と思ったことを覚えています。
県立病院に担ぎ込まれ、ストレッチャーに載せられたままて廊下の片隅で待つこと1時間、ようやく処置してもらったのですが、悪いことにその日は金曜日でした。鼻孔の奥の方までしっかりとガーゼを詰め込まれて、入り口に綿球をセットしておしまい。「月曜日にまた来てください。そのときまで、鼻はそのままね。」で、悪夢のような週末が始まったのでした。
深夜、PCの前に座ったまま、小鼻のあたりをつまんで押さえること30分以上。ようやく落ち着いたなぁ、と思いながら突然死してしまって、目が覚めたらけっこう陽が高くなっておりました。そういえば10年前は、どこへ出かけるにもウェットティッシュや綿球、ガーゼなどを詰めた「鼻血セット」を持ち歩いていたものでした。何の前触れもなく、いきなりポタポタッと来るのですから、本当に始末が悪いのです。
小さな子どもの高熱や、大人でも普通の内科的な診療で収まらないような病気や不具合というものは、どうしてお休みや夜中を狙って発症するのでしょうか。なかなか血が止まらない鼻をつまみながら、あぁ手がだるい、このまま止まらなかったらどうしよう、などと思いつつ不安な夜を過ごすのは本当に嫌なものです。あぁ、ワシ、糖尿やから余計止まりにくいのかな、などと余分なことまで思ってしまいます。
夜が明けて、妻に付き添ってもらって耳鼻咽喉科を受診。ひょっとしてこれはレーザーか何かで傷の部分を焼結してもらうのだろうか・・・・・スッと治りそうではあるけれど鼻の中を焼くなんて怖いなぁ・・・・・と、いくつになってもお医者さんは怖いところなのです。
結局、鼻にお薬を吸入して、出血を止める方向でお薬を処方していただき、しっかり鼻つまんで止血するのですよ、と教えてもらっておしまい。けれど、いまもまだ、力を入れたりかがんだり、顔を触ったりするのが怖くて仕方ありません。血ぃ見るのは、ホンマに嫌いです。
コメント
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粘膜をレーザーで焼くと確かにすんなり治まるそうです・・・
でもイメージが怖いですよね(^^;
どうぞお大事になさって下さい!
投稿: ポー | 2015年5月10日 (日) 09時14分
ポー さん
キーゼルバッハさんの名前が頭から離れない今日この頃。顔を掻いたりするときも意識的に鼻には触らないようにしていたりしますが、その内すっかり忘れてまた・・・かもしれません。
投稿: つきみそう | 2015年5月10日 (日) 09時33分