入り口だけ
ぐぅ~っと伸び上がって、カメラを見つけて沈んでいく「ちち(仮名)」さん。そんなもの横へ置いといて私と遊んでよ、というような表情に見えます。カメラは嫌いですけれど飼い主に遊んでもらうのは大好きで、その挙げ句調子に乗りすぎてキツい甘噛みをして叱られる、というのがいつものパターンです。
今日は本当にいいお天気だったので、ワンコたちもさぞかし気持ちのよいお昼寝を楽しんだことでしょう。飼い主は眠くならないように、国道168号線の連続するカーヴを必死で攻めておりました。
本日の奈良遊び、最初の立ち寄り地点は天誅組記念資料館です。天誅組によって焼き討ちされた五條代官所を幕府が再建した場所です。ここから先、十津川村に至る道中のあちらこちらに、天誅組ゆかりの遺跡があります。
いつものように、記念碑と記念撮影をしているヘミングウェイ。私は萬年筆好きではありますがモンブランはほとんど持っておりませんので、これも当然他人の持ち物です。いつもWAGNERの受付にいるあの人は、こうして各地を巡り歩いてはその土地ゆかりの場所にこのペンをおいて記念撮影をされるのです。
五條を出た後は、観光客とおぼしき他府県ナンバーのクルマがちんたら走っているのを適宜追い越して、天辻峠を越え、数年前の水害の爪痕が今も残る十津川村へ。片道300メートルですから、往復するにはグリコが2粒も必要です。高いところが怖くて仕方のない私は渡ることができず、1メートルほど足を踏み入れただけでUターンでした。
そのあとは、谷瀬の吊り橋から少し南へ進んだところにあるそば処 風庵さんで早めのお昼ご飯。同行した健啖家の御大は、売店でお買い求めになっためはりずしも召し上がっていましたので、十分満足されたことでしょう。シメジご飯もおいしく、かんじんのお蕎麦も腰のしっかりしたものです。
結構奥地まで行ってきた感覚がありますが、実際は十津川村の入り口をちょこっと撫でて帰ってきただけですので、いつかまた、こんなお天気の良い日にさらに奥地を目指してみたい、と思ったことでした。
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コメント
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ヘミングウェイをあんな所に入れたら、ボディの樹脂に傷がつくか落下してしまう危険性があるのでは?そのスリルが楽しいのか??いっそカクノくらいだったら安心して見ていられるのですが(笑)。
投稿: すいどう | 2015年3月23日 (月) 20時50分
すいどう さん
見ていてどきどきしましたが、持ち主はこの後、吊り橋の踏み板の上に置いて撮ることも考えたのだそうです。落としたら見つけるのが大変だろう、ということで思いとどまったようですが・・・・・
投稿: つきみそう | 2015年3月24日 (火) 06時48分