花灯路
静かになったな・・・・・と見ればこの通り。つい先ほどまでやかましく騒いでいた「ちち(仮名)」さんですが、一通り騒いで疲れたのか、いつの間にかクッションの下に潜り込んで熟睡中です。かつて飼育係を務めていた長女も、赤ん坊の頃は這っていった先で突然寝てしまう、ということがよくありました。かく言う私も、気がつくと意識を失っていた、ということがよくあります。ワンコは飼い主に似る、これは本当のことのようです。
昨日の午後は妻と二人、京都をさすらっていたのですが、夕刻近くなって、東山花灯路の開催最終日であることを知りました。この花灯路という催し、今ではすっかり定着した感がありますが、どうせ人が多いのだろう、ということで今まで足が向きませんでした。けれども、もうすぐ日が暮れるという時刻に京都の、それも四条河原町近辺にいるとなれば話は別です。四条通の人混みをかき分けかき分け祇園まで歩き、八坂神社の参道まできてまず1枚。この後、円山公園から大谷祖廟を経て、高台寺や清水寺の「麓」を歩くコースにチャレンジです。
円山公園には縁起物のねぶたが数台出ておりました。京都からそう遠くないところにすんでおりますと、わざわざ行くこともない円山公園を久しぶりに歩きました。この前、ここを訪ねたのは前の職場に勤めていたときで、しかも校外学習の引率だったなぁ、などと思い出しつつ、緩やかな坂道を上っていきます。
何が楽しいのかよくわかりませんが、人力車のマスコットキャラクターとの記念撮影会にたくさんの人が列を作っていました。あたりには立派なカメラを持った人がたくさんいて、そういう人が撮ればもっときれいに写るのでしょうけれど、iPhoneを手持ちでパシャッとやるのではこの辺が限界かも知れません。実際、肉眼でこの柳を見るとたとえようもなく美しかったのですが。
どうして花灯路なのか、それはこういうことで、各ポイントにお花が生けられているのです。それがメインなので、どのお花にも人が群がっていて、写真を撮ろうにも近づくことすらできません。ひどいときには順番待ちの行列までできておりました。歩くのにも疲れてきたし、そろそろ帰ろうかと法観寺の八坂の塔のところまで降りてきて、ここには誰もいなかったのでパチリ。歩き疲れて東大路通りまで出てきて、あとはまた、京都名物の満員のバスに揺られて帰宅の途についたのでした。花灯路、次は師走の頃に嵐山で開かれるのではなかったかと思います。寒いのでおそらく行かないと思いますが・・・・・。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント